2023/9/19 08:47
『VIVANT』続編か

40年のときを経て再会した親子の物語は、壮大な冒険の果てに衝撃の結末を迎えた。堺雅人主演のTBS系日曜劇場『VIVANT(ヴィヴァン)』は9月17日、最終話が放送され、全10話の物語が幕を閉じたが、余韻が冷めやらぬまま翌日を迎えた視聴者も多かっただろう。さらに、重要な人物の生存を匂わせるセリフや、回収されないままだった伏線などから、早くも続編を期待する声が多い。
ラストシーンからも新たな「冒険」を思わせる。乃木の自宅近くの神田明神で医師で恋人の柚木薫(二階堂ふみ)との再会を喜ぶその脇の祠には、別班の連絡手段である赤い饅頭が。乃木の別人格・Fが「おいおいおい、いいところ悪いけどよ、憂助。そろそろ見た方がいいんじゃないの?」と、饅頭を見るよう語りかける。テント潜入後は登場の場が少なく、少し寂しい印象だったFの存在感。Fの活躍を見たいがためにも、次回作への期待が高まる。
最終話で気になったのが、野崎が上原に言った「別班はどこにいるかわかりませんからね」という言葉だ。薫はただのヒロインという枠だけで収まるのか、野崎の仲間・ドラム(富栄ドラム)の正体も明らかにされないままだ。薫、野崎、ドラムは”裏の顔”がないとは信じがたい。3人のうち、誰かが別班であっても不思議ではないだろう。
今期、いや、今年最高のエンターテインメントを提供してくれた『VIVANT』。考察系ドラマ、アドベンチャー、はたまたヒューマンドラマとして、さらにパワーアップして戻ってくることを期待したいと日刊サイゾーは報じている。
編集者:いまトピ編集部