『NHK紅白歌合戦』サプライズ出演か

大みそかの風物詩、『NHK紅白歌合戦』が、水面下で動き始めている。
「局内で大モメしているのが、創業者であるジャニー喜多川氏(故人)の性加害問題で揺れる“ジャニーズ事務所枠”です。ジャニーズ枠は昨年の6枠から激減するとも」(芸能記者)
ジャニーズ枠の穴を埋めるのも、またアイドルだ。
「70~80年代アイドルの誰がサプライズ出演するのか、興味がありますね」と言うのは、芸能評論家の三杉武氏だ。こう続ける。
「最右翼は元キャンディーズの伊藤蘭。デビュー50周年ツアーを開催中で、しかも、娘の趣里(32)は10月からの朝ドラ『ブギウギ』のヒロインに決定。母娘で新キャンディーズ結成なら、話題性も抜群です」
だが、局側の一番の目玉は、あの歌姫だという。
「なんとか中森明菜(58)を引っ張り出したい。昨年40周年を迎え、『伝説のコンサート 中森明菜』をBSプレミアムで放送したところ、大反響。NHKの地上波でも再放送となりました。今夏の音楽特番でも各局が動きましたが、出演かなわず。あとは本人の体調次第でしょう」(女性誌記者)
他の目玉は、「35周年を迎えたB’zの初出演」(三杉氏)という声もある。
「5月にボーカルの稲葉浩志がNHKの『ニュースウオッチ9』に出演。7月19日放送の『クローズアップ現代』にはB’zの2人がNHKスタジオに登場し、桑子真帆アナから独占インタビューを受けるなど、手応え十分です。ちなみに、桑子アナの2年連続司会は当確とか」(芸能記者)
一方、73歳になった大御所には復活案が浮上中だ。
「和田アキ子です。今年デビュー55周年で、10月から最後のホールツアーを開催。21年には配信楽曲『YONA YONA DANCE』がTikTokでバズった実績もある。16年の紅白落選でNHKとの間に遺恨があったが、これを機に雪解け、サプライズ復活してもおかしくない」(前同)
さらに、和田を強力援護するグループがいるという。
「紅白初出場が確実視されている女性4人組グループ新しい学校のリーダーズです。楽曲『オトナブルー』のサビでの“首振りダンス”が若者の間で大流行し、『TikTok上半期トレンド大賞』を受賞。近頃、Z世代ウケを意識している『紅白』にはもってこいです」(レコード会社関係者)
和田とは約50歳離れているが、意外な共通点も。
「ヒット曲『オトナブルー』の出だしが和田の名曲『古い日記』に似ていると話題になり、今年7月の『FNS歌謡祭 夏』(フジテレビ系)で共演。SNSを中心に大いに話題になりました。TikTokつながりで、紅白特別コラボもあるかと期待されています」(前同)
さて、紅白といえば、世相を反映した演出が恒例だ。
「来年は大阪万博の年。会場の夢洲から、大阪出身の天童よしみが生中継で登場、やしきたかじんさんの『やっぱ好きやねん』を歌うのでは」(夕刊紙記者)
だが、今年を代表する人物といえば、WBC、メジャーリーグで大活躍の大谷翔平しかいないだろう。
芸能リポーターの城下尊之氏は、NHKの大谷“招聘”大作戦の裏側を語る。
「実は16年の紅白で、大谷は審査員を務めているんです。NHKは現在、VTR出演も含めて交渉しているようです。オープニングの1分だけでも、ステージから開会宣言をできないかなど、模索中だとか」
年末の顔は誰になる!?と日刊大衆は報じた。
編集者:いまトピ編集部