2023/6/8 08:08

日本人の6割が意味を間違えている【ピヨる】

びっくり

2日、『ストリートファイター』シリーズ最新タイトルとなる『ストリートファイター6』がリリース。今作をきっかけに「初めて格ゲーに挑戦する」という人もいることだろう。

そこで今回は、知っておくとためになる、今日から使える格ゲー用語「ピヨる」についてチェックしていきたい。

そもそも読者諸君は「ピヨる」という言葉を耳にした経験はあるだろうか。こちらは格闘ゲームに採用されているシステムの通称で、多くの格ゲーでは一定の攻撃を受けた際、操作不能の無防備な状態に陥ってしまう。

この状態を解除するには、レバーを上下左右に素早く動かす「レバガチャ」やボタン連打が主な回復手段となるが、多くの場合において相手からのフルコンボを喰らってしまう。

格ゲーの金字塔タイトル『ストリートファイターII』では、この状態になったキャラクターの頭上でヒヨコが飛んでいるエフェクトが見られ、ここから「ピヨる」「ピヨり状態」といった表現が使用されるようになった。

さらに「あと一撃でも攻撃を喰らったらピヨってしまう」という、緊張感あふれるギリギリの状況については「ピヨり」と「リーチ」が合わさった「ピヨリーチ」というフレーズが使用される。

現在、公式では「スタン」「スタン状態」といった呼ばれ方が主流のため、こちらのフレーズに馴染みがある人も多いかもしれない。

今回は、全国の10〜60代の男女1,000名を対象として「ピヨるの意味」に関するアンケートと調査を実施。その結果、全体の58.4%が「怖気付く」という回答を選択し、残る41.6%が「気絶する」を選択していたことが判明したのだ。

男女で回答傾向がガラッと異なるのが印象的で、「怖気付く」と回答した男性は半数以下の46.8%。一方、女性は69.8%が「怖気付く」を選択していたのだ。

さらに「年代別」の要素を加えると、10〜40代の男性はいずれも6割以上が「気絶する」を選択しており、これは90年代の「格ゲーブーム」並びに、現代の「eスポーツ」の影響が大きいはずだ。


ちなみに「ピヨる」を「怖気付く」と誤解した人の中には、漫画『東京卍リベンジャーズ』にも登場する印象的なセリフ「日和る」と混同してしまったケースも少なくないだろう。

現代では「怖気付く」「ビビる」といった意味合いで使用されることが多いが、こちらは元々「積極的に関わらずに傍観する」「成り行きを窺って自分の行動を決める」という意味の言葉である。としらべぇは報じた。

日本人の6割が「ピヨる」の意味間違えていた レバガチャしないと死の危険も… – Sirabee日本人の6割が「ピヨる」の意味間違えていた レバガチャしないと死の危険も… – Sirabee

編集者:いまトピ編集部