2023/6/7 08:39

マクドナルド、次はSMAPか…ベタであざとい企画

マクドナルド

マクドナルドから販売されている3種類の“平成バーガー”。98年、06年、09年の当時販売されていた商品が再販されるキャンペーンだが、それに合わせて制作された平成時代をオマージュしたCMに、さまざまな意見が寄せられているようだ。
 CMは「チョベリグ」篇などの4種類。池田が、平成時代のトレンドを再現したファッションで登場し、当時の流行を象徴するギャルやアイドル、女子高生など、レトロながらどこか新しさを感じさせるさまざまなキャラクターをイメージした衣装に身を包んでいる。元ネタは、安室奈美恵や浜崎あゆみなど、平成を彩った往年のスターだ。

「マクドナルドに限らず最近、“平成”をモチーフにしたCMが増えていることは間違いありません。これは、テレビ離れが進み、『みんなが知っている』コンテンツが減ってきたため、昔のコンテンツにすがっている状態とも言えます。その一方で、いまだ多くの人の目に触れるテレビCMでは、共感性が高い作品にするのが、広告代理店としては定石。主な購買層である30~40代に対して、彼らが青春時代を過ごした往時をパロディにすると“刺さる”可能性が高い。現在の流行は、自然な流れなんですが……ベタであざとい企画はすぐさま批判されるのも、昨今です」(前出・広告代理店関係者)

ここで思い出されるのが、今年3月に放映されたお馴染むマクドナルドが放ったCM「アジアのジューシー」篇だ。

出演は西野七瀬と飯豊まりえ。人気女優を起用し、ネット上でも話題となったが、「リスペクトが足りない」「(PUFFYのオマージュが)浅すぎる」といった声もあがっていた。

今後も続きそうな平成パロディブーム。マクドナルドが狙う次の一手は?
「“平成ジャニーズ”のパロデイはぜひ見てみたいですね。SMAPにしても、その他TOKIOやV6などのグループの楽曲や衣装は、誰しもの記憶に残っているもの。今回の池田エライザのCMでは、安室奈美恵と浜崎あゆみという平成女性シンガーの大物の許諾を得ていることは間違いないですし、マクドナルド側が広告代理店に、次のキャンペーンとして、男性キャストの起用を迫ることもありそうです。現在、マクドナルドのCMにはそれこそ木村拓哉や岡田従一などが出演しており、縁も深い。広告業界としてはぜひ見てみたいですね」(前出・CMディレクター)
おじさん世代も唸らせる、完成度の高い平成パロディCMが制作されることを切に願うと日刊サイゾーは報じた。

マクドナルドの平成パロディCM、不評もなんのそのお次はSMAPパロディか|日刊サイゾー マクドナルドの平成パロディCM、不評もなんのそのお次はSMAPパロディか|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部