『ラストマン』第7話、設定に違和感「いよいよドラマ界は終わり」

6月4日、第7話を終えたTBSの日曜劇場『ラストマン』。視聴率が高く評判も良い同ドラマだが、FBI捜査官役の主演・福山雅治が目が見えない人物設定に違和感を訴える声はいまだ絶えないといい、第7話ではまた、クレーマー視聴者が声を上げる展開となったという。
白骨化した死体が見つかり物語がスタートし、遺体は行方不明になっていた70代資産家男性のものと判明。一方、皆実広見(福山)は両親の墓参りに訪れており、バディの護道心太朗(大泉洋)と一緒にいたが、そこに現れたのがアメリカ大使館の参事官、デボラジーン・ホンゴウ(木村多江)。
ホンゴウは元夫でもある皆実に、白骨死体に関連して依頼。皆実は目が見えないが、ホンゴウにかつて一目ぼれしたそうで、「一夜の恋に落ちた」となれそめを語り、離婚後も協力してくれる存在とした。
ホンゴウは死んだ男性の妻で、容疑者とされる36歳のセラピスト、葛西亜理紗(岡本多緒)について説明。「若くてこの美貌だから…」(ホンゴウ)と、年上男性をとりこにしてカウンセリングとかたり、お金を巻き上げていたと語ったとのこと。
ホンゴウら米国サイドは、葛西が第三国のスパイではないかと疑っていたようで、葛西の正体を暴き、警察の捜査状況を流すよう2人にお願い。護道は渋ったが、皆実は快諾。葛西について「美人…なんですよね?」と念押ししてニヤついていたという。
「もちろん目が見えない方への配慮は必要ですし、目が見えない方に対する差別的な発言は許されない。それを前提にして言いますが、目が見える、見えないに関係なく外見の容姿はまったくもってどうでもいい要素。『美人』かどうかで調査するか決めるのはどうかと…。
皆実は目が見えないことを逆に武器にして、難事件を解決させていく役回り。そのような特殊能力を持った人物だからこそ、見てくれの容姿を気にされても…。内面から湧き出るオーラを持った人物だからこそ調査したい、との思考に至るのが自然なのでは」(ドラマライター)
しかしこんなしょうもない批判が上がっているようでは、いよいよドラマ界は終わりだと「まいじつ」が報じている。
編集者:いまトピ編集部