2023/6/2 07:33
生き延びるには手はない...【地上波ドラマ】映画界、席巻へ

高橋一生主演の実写映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』がまさかの大ヒット。やはりドラマの続編を劇場公開する商法こそ、現代のトレンドのようだ。
荒木飛呂彦の大人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』から生まれたスピンオフ『岸辺露伴は動かない』を実写ドラマ化した同作は、20年末にNHKで放送開始。好評を受けて、21年末、22年末にも続編が放送され、この度、劇場版が公開された。
もはや地上波放送は、劇場への導入口となっているのかもしれない。
「視聴率不振、録画機器の発達、見逃し配信の強化で、地上波のリアルタイム視聴は大不振。その影響でスポンサーもつきにくく、かつてのようにテレビ放映だけでは稼げなくなりました。
映画や動画配信サービスのように、単発コンテンツに視聴者が直接お金を払うサービスこそ、今後の主流となるでしょう。その方が、スポンサーへの変な忖度もないので、作品を作るうえで健全ですし」(同)
テレビ視聴者からすると悲しいことかもしれないが、日本の映像業界が生き延びるにはもう、これしか手はないのだ、とまいじつが報じた。
編集者:いまトピ編集部