2023/5/30 07:52
田中将大、電撃引退か

東北楽天ゴールデンイーグルス・田中将大が土俵際に追い込まれている。
田中は2006年に楽天に入団。1年目からローテーション入りを果たしただけでなく、11勝を挙げて新人王に輝くなど華々しいプロデビューを飾った。2013年には開幕24連勝で楽天の日本一に貢献し、同年オフに念願のメジャーリーグ・ニューヨークヤンキースに移籍した。しかしそこそこの活躍を見せたものの、アメリカでは思うような契約が提示されず、2021年に楽天に復帰。8年ぶりの日本球界復帰とあって、当時は推定年俸9億円と日本球団史上最高の評価を受けて大きな話題となったが、復帰1年目は4勝9敗、2年目を迎えた昨年は9勝したものの自身初の2ケタ敗戦(12敗)と、全盛期からは遠く離れた成績に終わり、年俸も4億7500万円と削られたのだ。
復帰3年目となる今年も、5月23日のオリックス戦で先発登板したが、5回途中までで10安打を浴び、今シーズンワーストタイの7失点で降板。シーズントータルの成績も2勝3敗で防御率は4.37と全く振るわない。
「年俸はもう一生分稼いだでしょうし、かといってモチベショーンを保つ優勝争いにもチームは絡めず、戦力補強も次々と裏目に出ている。おまけにパ・リーグ最下位で25日には1・2軍の打撃コーチを配置転換するなど空気が悪い。今年か来年、電撃引退を選ぶことも十分考えられるのではないか」
楽天の野球の広告塔であった田中の去就は、チームの浮沈や球団の経営状況も相まって今後さらに注目を集めそうだと、日刊サイゾー が報じた。
編集者:いまトピ編集部