【アピール】井ノ原・亀梨、滝沢秀明氏に

ジャニーズ事務所が3月31日、ジャニーズJr.の「22歳定年制」の導入を開始した。今後は定期的に退所者が相次ぐことになるとみられるが、ジャニーズ側がその受け皿の役割を、滝沢秀明氏が設立した新会社に期待しているのではとの指摘も出ている。
「22歳定年制」は、東西合わせて200人以上いるジャニーズJr.メンバーが、満22歳到達後に最初に迎える3月31日までに事務所と活動継続について話し合い、合意に至らなかった場合はジャニーズでの活動を終了するというもの。
導入開始前日の3月30日、ジャニーズアイランドの現社長である井ノ原快彦がメディア取材の場で、「とてもいい制度だと思う。ある種の区切りがあるから頑張れるし、ジャニーズに入ったからといって、グループを組んだからといって、それで安心しないでほしいという意味もある」と話し、予定通りに制度をスタートさせると宣言。22歳という年齢で区切ることについては、「そのぐらいにならないと芸能界に向いているかどうか分からない。まだやり直しがきく年齢だから、あの時に決断してよかったって思えるような人生になってほしい」と説明した。
3月26日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『行列のできる相談所』では、KAT-TUNの亀梨和也が滝沢氏とのエピソードを披露。互いに10代だったころ、先輩である滝沢氏におごってもらったという高級しゃぶしゃぶ店を再訪し、「とにかく食え! 頑張ったらこういうの食えるようになるから!」と激励されたという思い出を語った。亀梨は「仕事に向ける姿勢であったりとか、すごく影響を受けた先輩のひとり」だとし、滝沢氏へのリスペクトを示した。
先の『行列』では画面のテロップにもしっかりと「滝沢秀明」の名前が出ており、さらに事務所幹部のひとりである井ノ原が言及したことを踏まえると、ジャニーズは滝沢氏を「タブー化」しない方針に舵を取ったとみられる。創業者のジャニ―喜多川氏の性加害問題がふたたびクローズアップされている今、ジャニーズ側が滝沢氏と友好関係を結ぼうとしているとも見ることができるだろうと日刊サイゾーは報じている。
編集者:いまトピ編集部