2023/3/24 13:02

『相棒』最終回、あり得ない…「晩節を汚された思い」終了か

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3月15日、俳優の水谷豊が主演するテレビ朝日系の人気ドラマシリーズ『相棒season21』の最終回が放送され、平均世帯視聴率が14.5%(ビデオリサーチ調べ・関東地区/以下同)だったことが分かったという。

今シーズンからは、右京の「初代相棒」を務めた寺脇康文が「5代目相棒」として復帰し、話題になっていた同ドラマ。

「寺脇は『亀山薫』役で2000年のプレシーズン第1弾から08年のシーズン7まで出演していました。14年ぶりに亀山として復帰し、水谷演じる杉下右京と名コンビぶりを見せてくれました」(放送担当記者)

今シーズンの初回は、前シーズンの初回15.2%を2.1ポイントも上回る17.3%の高視聴率を記録。テレ朝サイドも期待していたが、

「同作は、事件の緻密なトリックを解明するのが見どころでしたが、そろそろ〝ネタ切れ〟の感も否めない。それを敏感に感じ取ったのか、視聴者離れも進み、第8話では10.5%とあやうく1ケタ台に転落する危機を迎えていました。2話に分けて放送された最終回では『2代目相棒』を演じていた及川光博や、鉄道マニアの鑑識係だった六角精児を投入し、なんとか視聴率をV字回復させることに成功しましたが、よほどの策を練らない限り、次のシーズンは苦戦しそうです」(同・記者)

とのこと。

そもそも、水谷は70歳の節目で『相棒』シリーズを終わらせたい意向だったというが、テレ朝が必死で引き留めているといい、前出の記者は

「今シーズンでは設定にも無理がありました。亀山は警視庁を退職していたんですが、〝嘱託職員〟として特命係に復帰し、政治家の口利きによって正式に警察官として再雇用された。ドラマとはいえ、こんなあり得ない設定を水谷がどう感じたか。さらに、同作などを制作する東映の20歳代女性元社員が、男性スタッフからセクハラ行為をされていたことが判明。水谷が激怒した一件もある。昨年70歳を迎え、きれいな〝幕引き〟を望んでいた水谷からすれば、晩節を汚された思いでしょう。やはり、次のシーズンあたりで大団円を迎える可能性が高い」

と話していると「週刊実話WEB」が報じている。

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編集者:いまトピ編集部