3月いっぱいで降板を発表、芸能界引退か「幕を引かなきゃいけない」

今年3月いっぱいで『ワイドナショー』(フジテレビ系)を卒業することが発表されたダウンタウンの松本人志。新たに始まる『まつもtoなかい』(同)に注力するための降板との説明だったが、その一方で松本の“引退説”も囁かれ始めている。
2月24日放送の『人志松本の酒のツマミになる話』(同)では、「どこかで僕も幕を引かなきゃいけないので」と引退について語った松本。「早ければもう2年。遅くても5年かな」と、具体的な時期にも言及している。
「松本さんは、以前から早期の引退をほのめかしています。実際、ここ10年くらいは自身が“プレイヤー”になる番組よりも、“プレゼンター”や“ウォッチャー”になるような番組が増えています。『ドキュメンタル』や『IPPONグランプリ』などは、まさにそれですね。徐々にお笑いの第一線から距離を取り、キャリアの終わりを見据えているのでしょう」(お笑い事務所関係者)
そんななか、『IPPONグランプリ』という権威あるコンテンツを失うかもしれないフジテレビが、その後釜として期待しているのが『THE SECOND』なのだという。
「『THE SECON』は、新人向けの賞レースではなく、実績を重ねた実力のある漫才師によるトーナメントなので、基本的にレベルが高い。競技こそ違いますが、大喜利のエキスパートばかりが集まって戦う『IPPONグランプリ』と近いものがあります。そして何より、大会スタートの時点で松本さんが絡んでいないというのも実は大きい。『M-1グランプリ』も『キングオブコント』も、松本さんが審査をしているということに大きな価値があるわけで、松本さんがいなくなったら意味合いも変わってくるでしょう。しかし『THE SECOND』はその心配がなく、大会の方向性を時代に合わせて変えていくこともできる。フジテレビのお笑いコンテンツを支える屋台骨になっていく可能性はあると思います」(同)
「K-1やPRIDEではトーナメント形式の大会を開催していましたが、『THE SECOND』はそのスタイルにかなり近いものがあります。うまく盛り上げていけば、かつてのK-1やPRIDEのような大ブームを巻き起こすこともできるはずです」(同)
“ポスト松本人志”時代のお笑い界において、最も重要な賞レースは、M-1でもキングオブコントでもなく、THE SECONDとなるかもしれないと、日刊サイゾーが報じた。
編集者:いまトピ編集部