オファー断る大物が続出『大河ドラマ』格が下がったか

NHKが若い視聴者を狙いすぎるあまり、メインの視聴者たる中高年が読めないような横文字だらけのバンドや、韓国のガールズグループが多数出場した『NHK紅白歌合戦』。局自ら「番組の価値」を下げてしまったように、あの大河ドラマも「格」を下げ、率先して出たがる俳優が減っているという。
「安いギャラで撮影の拘束時間が長く、他の仕事も入れづらいのでデメリットが多い。視聴率が期待できない作品は、それなりに名前のある俳優にオファーしても断られることが多くなっていると聞きます」(芸能プロ関係者)
現在放送中の『どうする家康』は、初回15.4%(ビデオリサーチ調べ・関東地区/以下同)だった平均世帯視聴率が第9話で11.8%まで下がり、1ケタ台に落ち込むことが懸念されている。
「ジャニーズタレントの中で、もっとも時代劇が似合わないと言われる嵐の松本潤に徳川家康をやらせているのですから、当然の結果です。NHKは嵐のファンが観てくれると思ったのかもしれませんが、そもそもジャニーズファンの女性たちは時代劇に興味ありませんからね。松本は、同事務所の藤島ジュリー景子社長のお気に入りで、〝ゴリ押し疑惑〟もささやかれていますが、そんなことをしているから本職の大物俳優たちにソッポを向かれてしまうのです」(同・関係者)
2024年の大河は、吉高由里子が主演し、紫式部役を演じる『光る君へ』に決まっているが、こうした背景も影響しているのか、意外なキャスティングが物議を醸している。
「紫式部のライバル・清少納言役に、ファーストサマーウイカが決まったんです。ウイカは、大阪時代から小劇団の一員として活動。21年後期の連続テレビ小説『おちょやん』で朝ドラ初出演を果たすなど実績も申し分ないが、大河女優というのは、まだまだ違和感が否めない」(スポーツ紙記者)
「ウイカは、大ブレークした直後にファンとの訴訟沙汰でイメージダウンし、失速。スキャンダルをとにかく嫌うかつてのNHKなら、絶対にキャスティングしなかった人材と言えそうです。それだけ大河出演に難色を示す俳優が多いことの象徴とまで言うと、さすがにウイカがかわいそうですかね」(同・記者)
ウイカは、バラエティー番組でこんなことを話していた。
「験担ぎとまではいかないかもしれないんですけど、ずっと昔から役者さんになりたくて。いつか時代劇に出たくて、ピアスを開けませんでした」
長年の夢をかなえたウイカ。『光る君へ』は平安時代を描いているため、視聴率は『どうする家康』以上に苦戦が予想されるが、〝光る演技〟を見せ、下馬評を覆してもらいたいものだ。と週刊実話WEBは報じた。
編集者:いまトピ編集部