『相棒』最終回、大混乱「かなり無理がある」

水谷豊が主演を務める連続ドラマ『相棒season21』(テレビ朝日系)の最終回が3月15日に放送され、世帯平均視聴率14.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録。全21話のすべての回が2ケタを記録する好調ぶりを見せ、全話平均は13.3%となった。
ハードな事件の真相とは対照的に、小料理屋「こてまり」を舞台としたラストシーンでは、薫の妻・美和子(鈴木砂羽)が振る舞う青色に発光する煮物「美和子スペシャル」が登場。これを恐る恐る口に入れた右京と薫が、苦笑いを浮かべるカットで『season21』は幕を閉じた。
以前より、今シーズンでの“シリーズ終了説”がくすぶっている同作だが、今回、大団円ではなく、あっさりとした結末だったことから、ネット上では「この感じなら、続編ありそう」「シリーズ継続を匂わす終わり方だった」と次シーズンに期待する視聴者が続出。
一方、右京の年齢に混乱するネットユーザーが相次いでおり、Twitterの検索窓でも「右京」のサジェストに「何歳」が出現する事態となっている。
というのも、葛葉が嘘の自供をしたシーンで、“団塊世代を糾弾したかったから、事件の計画を立てた”と犯行理由を説明した際、右京は「先生は今、おいくつですか?」と質問。葛葉が「63(歳)です」と返すと、右京は「先生の世代だって戦後の豊かさを存分に謳歌した逃げ切り世代じゃありませんか」「団塊の方々を糾弾する資格などないと思いますがね!」と声を荒らげたのだ。
このシーンを受け、「右京って何歳なの? この口ぶりだと40~50代?」「水谷豊が渡辺いっけいよりも年下というのは、かなり無理があるな」と疑問符が浮かんだ視聴者も多かった様子。ちなみに、2002年10月期放送の『season1』で、右京は“45歳”という設定だった。
ただ、右京の年齢が話題になったのは、今回が初めてではない。シリーズ開始から14年が経った『season15』(16年10月~17年3月)の放送時、多くの『相棒』ファンが「警察官の定年って原則60歳だよね? 右京さん、もうすぐ定年では?」と主人公の定年によるシリーズ終了を心配する騒ぎが起きていたのだ。とサイゾーウーマンは報じた。
編集者:いまトピ編集部