「俺に近づくなよ」村上、孤立か

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表で一次リーグ4試合全てで4番だったヤクルト・村上宗隆が大不調だという。
9日からの一次リーグでは中国、韓国の投手陣の前に無安打に終わり、格下のチェコ戦でようやく1本ヒットが出たが、4戦目のオーストラリア相手に他の打者がヒットを量産するも、村上は1安打だけ。チェコ戦を終えると「日本に比べて、ストライクゾーンがアウトコースに広かったり、高めに広かったり。まだつかめていないところがある。自信を持って見逃したボールがストライクと言われたりして心に揺らぎもありました」と心境を語ったとのこと。
WBC本番前には世界一へのキーマンとして担ぎ上げるメディアが多く、本人もその気になってきたが、これでは主砲どころか「戦犯」として炎上しかねない様相に。
東京ドームでの練習日だった14日には、なかなか自分の中の感覚が合わないことに「これも国際試合ですから。自信を持ってやりたい」と前を向いていることを示したが、内情はちょっと違うようで、球界OBは
「球場入りからとにかく暗い顔をして下を向いたまま。自信なさげがありありと出ています。周りの選手も気遣いを見せているのですが『俺に近づくなよ』というオーラを出しまくっており、余計に孤立する悪循環が止まりません。普段プレーするヤクルトでも不調になったら同じような態度をとっていたので『今のままでは神宮で天下取っただけで満足している。態度もヤクルトにいる時と一緒だね』と周りから失笑さえ買っています」
と話す。
村上は昨年の契約更改の場で3年後にポスティングシステムを使った米メジャーリーグへの挑戦を球団に認めさせたことを表明したばかりだが、変化に対応できない姿をスカウト陣が認知してしまえば、メジャー移籍話は夢物語で終わってしまいかねないと「日刊サイゾー 」が報じている。
編集者:いまトピ編集部