降板、無期限停止を発表「好きだったのに」

キットカットやM&M’s®の販売元であるマース(Mars, Incorporated)は23日、M&M’s®公式インスタグラムで、公式キャラクターのスポークスキャンディー(広報キャンディー)の起用を無期限で停止すると公表した。メッセージには「キャンディーの靴(ハイヒール)でさえ、二極化する可能性があります」とあり、どうやら世界を分断させたくないからとの理由で降板を決めたようだ。
この降板劇の背景には、同社が昨年1月に行った「すべての人たちに居場所があり、社会をインクルーシブだと感じられる」ためのグローバル戦略に対する保守派の不満が影響しているとみられている。
グローバル戦略の一貫として公式キャラクターのイメージチェンジをしたところ、女性キャラクターのヒールの丈が低くなったり、スニーカーに変更されたことに対し、保守派政治コメンテーターのタッカー・カールソンが「セクシーじゃない」と批判。「キャンディーの靴(ハイヒール)でさえ、二極化する可能性があります」とは、このことを指すのではないかと言われている。
これに対しネットの反応は…
「なんでもかんでもジェンダーに結びつけるな。逆に多様性が無い。」
「ひどくない?何年働いたと思ってんの?」
「好きな菓子のキャラを意味不明な事情に巻き込まないでほしい」
「くっそどうでもいいことで争ってて草」
「こいつら好きだったのに…」
「セクシーじゃないからって、、セクシーだったらまた騒ぐくせに」
「なんだか、変な時代になったな…」
…と、世界中からブーイングが起こっている模様だ。とエンタナビは報じた。
編集者:いまトピ編集部