2023/1/25 10:38
広瀬すず主演ドラマ、差別的発言に批判

広瀬すずが主演を務め、King & Prince・永瀬廉が共演するドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』(TBS系)が1月17日にスタートを切った。初回放送後の「TVer」ではさっそくランキング1位を獲得するなど、注目度の高さがうかがえる。
一方で、初回の放送直後から、あるシーンが物議を醸した。[Alexandros]の川上洋平が演じるニューヨーク在住の爽介が母親と話す場面で、時代錯誤的なセリフの数々が問題視されているのだ。
「バラエティの会議では、他番組で問題視された言い回しや炎上した事例が共有され、同じ轍を踏まないようミニ講習会が開かれるほどです。中でも見た目に関しての差別的表現は言語道断。収録までに、ぬかりなく厳しいチェックが入ります。その意味においては『ハーフ』という言い方も使われることはずいぶんなくなり、『アメリカ人の父親と日本人の母親を持つ』など、むしろきちんと言うようになりました。それは、今まで貴重だった『ハーフタレント』というジャンルが希少性を失い、形骸化したこともまた関係しているのかもしれません。いずれにしても、劇中で登場人物が言った『ハーフ』、さらに『青い目』というのは、一般人の何気ない会話ということでプロデューサー判断のもとクリアしたのでしょうが、ドラマだとしてもあり得ません」(テレビ業界関係者)
また、嫁について爽介の「東京で調達しようかと思ってます」「大根を買う気軽さで」というセリフもあり、同様に疑問の声が上がっている。さらに、広瀬が演じる浅葱空豆の方言や“田舎者”を強調するような描写も物議を醸しており、早くも先行き不安な状況となっているのだと日刊サイゾーは報じた。
編集者:いまトピ編集部