2023/1/22 20:41
降板か「痛々しい」降板するとなると...

昨年9月30日に肺がんで死去した三遊亭円楽さんがレギュラーを務めていたお笑い番組『笑点』(日本テレビ系)大喜利メンバーの後釜選びが混迷している。
元日に放送された『笑点 お正月だよ!大喜利まつり』で司会の春風亭昇太が「新メンバーは2月から登場します」と語っただけ。名前を明かさなかったのは、生前に円楽さんが後継指名しており、新メンバー選びが難航していたからだ。
最初に〝ポスト円楽〟として本命視されたのは〝最も独演会のチケットが取れない〟とされる春風亭一之輔、昨年3月に真打ちに昇進した女性落語家の蝶花楼桃花、若手落語家ユニット『成金』出身の柳亭小痴楽と春風亭昇々、そして立川流の立川晴の輔の5人だった。
ここに林家木久扇の去就も複雑に絡んでくる。木久扇は、過去2回のがんを克服。一昨年は自宅で転倒して左大腿骨を骨折。その影響で5分程度しか正座できないため、椅子に座って番組に出演しており、常に降板説が流れているのだ。
「木久扇は、85歳と高齢。視聴者から『痛々しい』という声が寄せられていた。木久扇が降板するとなると、2枠になる。だから一昨年12月に落語家としての器量が問題視された林家三平の返り咲きまで急浮上したんです。
肺がんを患った円楽さんは、笑点に復帰できないと覚悟を決めていたんでしょう。親しい日テレ関係者に自分の後継者として、五代目圓楽一門会の三遊亭兼好と三遊亭萬橘の2人を推していた。笑点のレギュラーになれば、圓楽一門会は安泰。円楽さんは、一門のことを常に考えてましたからね。日テレも円楽さんの意思は無視できないと思いますよ」
と演芸ライターは話したとweekly-jitsuwaは報じた。
編集者:いまトピ編集部