「歌が一番下手」結婚と離婚「夫と愛人との間の子」を引き取り、養育していた

11月13日から始まったWOWOW『連続ドラマW 両刃の斧』に柴田恭兵の妻役で出演している、女優・風吹ジュン(1952年5月12日生まれ・70歳)に再びブームが来ているという。
「いつもニコニコしている印象が強い彼女ですが、その経歴は波瀾万丈の人生でした」(芸能リポーター)
風吹は富山県婦負郡八尾町(現・富山市八尾町)出身。
「京大卒で高校教師だった父と母の間に生まれましたが、彼女が小学校5年生のとき、父親が愛人を作り両親は離婚。そして母親の育児放棄により、中学校2年生で兄とともに京都の叔父のところに預けられました」(スポーツ紙記者)
という。
極貧の中、内職やアルバイトをする日々だったというから、まさに苦労人。
その後、18歳で上京。銀座の高級クラブ『徳大寺』でホステスとして働くようになったといい、夜の銀座事情通は
「この店は、大物俳優の娘がママをしていて、ホステス全員がミニスカートという当時としては斬新なコスチュームで大繁盛しました。オーナーの関係上、〝芸能人養成学校〟としても名を馳せ、芸能関係者がよく来ていましたね。五十嵐じゅん(淳子=中村雅俊夫人)、安西マリアらが、ここから巣立っていきました。風吹の源氏名は〝レオ〟だったと記憶しています」
と語る。
風吹もこの店でスカウトされ芸能界デビュー。73年、初代の『ユニチカマスコットガール』に選ばれ、デビッド・ハミルトン撮影によるポスター写真で大きな話題を呼び、翌年には、『愛がはじまる時』(ユニオンレコード)で歌手デビュー。
「もう大ブレークしました。今で言うところの〝セクシーアイドル〟というポジションでした。ただ、その後シングルを3枚ほどリリースしましたが、下手でした。彼女も後に、〝私は歌が一番下手な横綱〟と述べています」(元レコード会社幹部)
私生活では81年、音楽プロデューサーで実業家の川添象郎氏と結婚。1男1女をもうけるも、92年離婚。
「夫が結婚12年目に〝愛人〟との間に子供をもうけてしまったのが原因。子供は風吹が引き取って養育しました。現在、彼女は〝4人のおばあちゃん〟です」(芸能プロ関係者)
その後、10年ほど前から年下の実業家と交際。今は同棲しているという。「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部