【9月、再婚】26歳で突然引退、37歳で復帰もついに二度目の引退を発表「尋常ではない」
9月に52歳の誕生日に再婚を公表した元テニスプレーヤーの伊達公子。日本人の女子選手として初の快挙をいくつも成し遂げてきたレジェンドは、既成概念にとらわれず、プライベートでも自由に振る舞い続けているという。
若くしてグランドスラムの常連となった伊達は、1994年に全豪で初のベスト4に進出。翌年の全仏でもベスト4となり、当時、男女含めて日本人歴代最高となる世界ランキング4位を記録。そんな伊達を追いかけるようにして、沢松奈生子や杉山愛らが世界のひのき舞台で活躍。日本人女子選手による世界進出の先駆けとして、一時代を築くことになったが、1996年に伊達は突然の引退を宣言。このときはまだ26歳であり、同年のフェド杯では〝女王〟シュテフィ・グラフを破る大金星を挙げ、アトランタ五輪女子シングルスでもベスト8に進出。全盛期とも言えるこの時期の引退は、世間に大きな驚きを与えた。
ところが2008年、37歳の伊達は11年半のブランクを経て現役に復帰。これについては、夫であるミハエル・クルム(ドイツ人レーシングドライバー。01年に結婚、16年に離婚)から「公子はまだ若いんだから、カムバックすれば」との助言があったとのこと。
伊達は「世界と戦うためでなく、若い選手に刺激を与えるため」と復帰の理由を語ったが、同年の全日本選手権でシングルスとダブルス優勝の二冠を達成。いきなり〝若い選手への刺激〟どころでない活躍を見せるのだから、やはり尋常ではない。
その後、2017年になって自身のブログで「伊達公子、再チャレンジにピリオドを打つ決断をいたしました」と、ついに二度目の引退を発表。
「常識なんかにとらわれなくてもいい」と話す伊達は、この9月に自身のブログにおいて、52歳での再婚を公表。「人生100年時代。50代に入っている今ではありますが、まだまだこれからたくさんの楽しい時間を2人で積み重ねていきたい」と、新たな結婚生活への思いを記していると「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部