【干された】ついに「年1回のテレビ出演」も消滅...消えた「いらない」地上波で扱うのが難しかった

年末年始はお笑い芸人が忙しくなる季節だが、特に豪華なメンバーが揃うのが、毎年12月に放送されている『THE MANZAI』(フジテレビ系、12月4日放送)。お笑い界の賞レースで輝かしい成績を残した選りすぐりの芸人が集う一大イベントだ。
視聴率も毎年、高い数字を記録するが、今年は常連組の中から1組、名前が消えたコンビがいた。
「11月下旬に今年の出演者が発表されましたが、ウーマンラッシュアワーの名前はありませんでした。ウーマンは全体で10組ほどしかいない、全大会に出演してきたコンビ。コンテスト形式だった2013年には優勝もしましたが、村本大輔が政治的な発言をするようになってテレビへの露出がどんどん減り、2020年以降は『THE MANZAI』が1年で唯一の地上波出演の機会になっていました。
ウーマンはもともと普通の漫才をやるコンビでしたが、2017年頃から原発、沖縄の基地問題などを扱うようになり、『THE MANZAI』でも政治を鋭く批判するネタを披露。村本が早口でまくし立てるスタイルは、漫才というより演説のようでもあり、毎年のように物議を醸してきました。
賛否はありましたが、今年の出演者から漏れたということは、制作側は“いらない”と判断したということ。新陳代謝を促すという面もあったでしょうが、地上波で扱うのが難しかったのは事実でしょう」とテレビ関係者はいう。
欧米ではコメディアンの政治批判は常識だが、日本ではタブー視されているのが現実。これまでは日本で戦ってきた村本だが、すぐにでもアメリカに渡る準備は出来ている。
「村本はかねてよりアメリカ進出が夢だと語っており、アメリカ留学も経験。現地でスタンダップコメディに挑戦すると宣言していますが、コロナ禍で渡航が遅れ、現在もビザ待ちの状態が続いていて、もっぱら国内をライブ行脚しています。
テレビ界からは干された村本ですが、『THE MANZAI』で見せた超早口でも絶対に噛まない技術は一級品ですし、コロナ前にアメリカで舞台に立ち、英語でネタを披露した際はしっかりウケていました。」
などとお笑い関係者は話したと日刊サイゾーは報じた。
編集者:いまトピ編集部