2022/12/2 18:25
『ABEMA』W杯放映で一人勝ち…サイバー社長、次は「エンゼルス」買収か

サッカーのFIFAワールドカップカタール2022の国内放映権を独占獲得し、64試合すべてを無料配信している動画配信サービス『ABEMA』の勢いが止まらない。運営するサイバーエージェントの総帥・藤田晋社長の「次の一手」は、大谷翔平が属するメジャーリーグ・エンゼルスの買収だという。原資は『ウマ娘』マネー!!
「W杯の試合は全部で64試合あるが、民放テレビ局が欲しいのは50%程度の視聴率と莫大な広告収益が見込める日本代表の予選リーグ3試合だけ。日本は決勝トーナメントに進出できるか読めないし、他国の試合を放映したところで〝15秒1億円〟枠のCMが売れない。かといって、NHKも単独で契約するのは難しい。この窮地を救ったのが、無料ネットテレビ局の『ABEMA』。親会社のサイバーエージェントには『ウマ娘 プリティーダービー』で稼いだカネがふんだんにあり、地上波局とネット局の力関係が逆転した」(スポーツ紙デスク)
そんなABEMAの独占放映権獲得の原資となったのが、親会社、サイバーエージェントのインターネットゲーム『ウマ娘』の収益だ。同社の昨年度のモバイルゲームの売り上げは、世界3位の約9億6500万ドル(約1096億円)。ウマ娘が牽引し、グループ全体の昨年度の連結売上高は6664億円。前年比39.3%増で過去最高値を更新し、連結営業収益は1043億円に達した。
とのこと。日刊大衆は報じた。
編集者:いまトピ編集部