2022/12/2 17:47
『鎌倉殿の13人』小池栄子、そっくり…「裏の意味」か

今回のコラムの主役は、俳優・タレントの小池栄子(1980年11月20日生れ)。
今回取り上げるのは、『鎌倉殿の13人』の第46回『将軍になった女』でいよいよ演じている北条政子が、尼将軍になったからである。
息子の鎌倉幕府三代将軍実朝が暗殺され、正式な4代目鎌倉殿が決まる空位期間があった。
鎌倉殿の代行として、「尼御台」と呼ばれていた政子は後世に語られる文字通りの「尼将軍」になった。
第43回『資格と死角』では政子と弟の時房(瀬戸康史)は熊野詣を口実に上洛した。
鎌倉殿の後継候補に後鳥羽上皇の息子で、実朝の妻・西八条禅尼(ドラマ上では千世)の甥にあたる親王を四代目鎌倉殿にしたい、と嘆願しに行ったのが目的だった。
そこで政子は、後鳥羽上皇の側近である藤原兼子(シルビア・グラブ)と対面する。
その時の兼子の褒め言葉が
「東大寺の大仏にそっくり♡」
だったのだ。
仏像好きである筆者は、以前から小池栄子は仏像顔でしかも奈良時代に流行した仏像だと思っていたので
「そうだそうだ(本当は興福寺の仏頭に似ていると思うけど)」
と感心した台詞だ。
ちなみに、政子が上洛した当時(1218年2月)は、興福寺の仏頭は飛鳥山田寺から興福寺の鎌倉再興期の文治3年(1187)に東金堂本尊薬師如来像として迎えられていた。
今残っている頭だけの状態になったのは、応永18年(1411)に堂とともに被災したからである。
さて
「東大寺の大仏にそっくり」には、どういう裏の意味があるのか…
続きは「いまトピ」で。
編集者:いまトピ編集部