2022/10/6 09:27

困惑させた『ちむどんどん』と大違い『NHK朝ドラ』「いい意味で大違い」

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NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の第3回が5日に放送された。

第3回は、医師から環境を変えることを勧められた舞(浅田芭路)の母・めぐみ(永作博美)は、夫の浩太(高橋克典)の勧めもあり、舞を自身が生まれ育った五島に連れて行くことを決意する。浩太は「東大阪のことは自分がちゃんとやるから」と舞とめぐみを五島列島へ送り出し――というストーリーが描かれた。

多くは描かれずとも表現された兄妹の絆に、ネット上からは「前作と大違い」「兄妹の絆が強いってこういうことで表現できるよね」「『ちむどんどん』といい意味で大違い」「朝ドラの兄妹描写ってこういうのがいいんだよな」という声が集まっている。

 「前作の朝ドラ『ちむどんどん』の兄・賢秀(竜星涼)と言えば、ケンカで妹の就職先に迷惑を掛け、借金を家族に押し付け、挙句の果てにはマルチ商法に引っ掛かり、妹に解決金200万円を出してもらうなどしていました。しかし、なぜかそうしたトラブルが兄妹たちの絆を強くするという展開となり、視聴者を困惑させていました」(ドラマライター)

 一方、『舞いあがれ!』は第3回にして、直接的なストーリーではなく、手作りのけん玉を通じて兄と妹の絆を描いた。

「『ちむどんどん』は無理にコメディに寄せた上、トラブルという逆境を乗り越えることで家族の絆が強くなるというストーリーにした結果、多くの視聴者に嫌われたニーニー(賢秀)が出来上がりました。それに比べ、『舞いあがれ!』の描写は繊細で、視聴者が意図を汲み取る余地が多くあるもの。こうした丁寧さが朝ドラファンから評価されたようです」(同)

いまだ『ちむどんどん』ショックから抜けきれない朝ドラファンにとって、今回のけん玉描写は心に響くところがあったようだ。とリアルライブは報じた。

朝ドラ『舞いあがれ!』兄妹の描写に称賛、『ちむどんどん』ニーニー騒動と比較する声も | リアルライブ朝ドラ『舞いあがれ!』兄妹の描写に称賛、『ちむどんどん』ニーニー騒動と比較する声も | リアルライブ

編集者:いまトピ編集部