9月28日公開の映画、非難殺到「こんな不快な映画を見たのは初めて」「胸くそ悪い」ファンも大激怒

先月亡くなったエリザベス女王と同じ年に生まれたマリリン・モンロー。その悲劇的で波乱に満ちた36年の生涯をドラマチックに描いたNetflixのフィクション映画『ブロンド』が、9月28日に公開になったが、最高に胸くそ悪い映画だと非難が殺到している。
『ブロンド』を最後まで見た人の多くが、“死ぬ瞬間まで会ったこともない父親の愛を追い求め、男が自分を求めてくれるならどんな形でもそれを喜んで受け入れる、まさしく男性に愛を乞い続けた”というストーリー、そして“美しく、かよわく、権力のある男性から性的暴行を受けても文句を言わずけなげに振る舞う、自宅ではパンティーだけしかはかない女”というマリリンの描き方に嫌悪感を感じたようで、配信開始後まもなくして大炎上。
Twitterには、「こんな不快な映画を見たのは初めて。映画製作者が残虐的なことをやりたい放題しまくった作品だ」「こんなに胸くそ悪い映画はない。気分が悪くなった」など、映画を見たことを後悔する声が次々と投稿されている。
ネット上にも、劇中における胎児の描写や、胎児目線でも描かれる中絶シーン、望んでいない中絶をさせられたマリリンが、トラウマにさいなまれ幻聴に苦しむシーンを問題視する声が続出。 視聴者を「中絶は悪」「中絶とは胎児を傷つけ殺すこと」と洗脳するとして、個人の権利に基づいた人工妊娠中絶手術を支援する団体が、Netflixに抗議声明を出す騒ぎにまで発展している。
映画を楽しみにしていたマリリンのファンは、「これほどまでに敬意のかけらのない、不快で、捏造された自伝映画は見たことがない」と大激怒したとサイゾーウーマンが報じた。
編集者:いまトピ編集部