NHKの朝ドラなどにも出演、過去には下っ端扱い…BPO審理入りすることが決定

片岡鶴太郎が出演していたローカルの深夜番組『鶴ツル』が、BPO(放送倫理・番組向上機構)で審理入りすることが決定したという。
愛媛「あいテレビ」で2016年にスタートした同番組は、鶴太郎とフリーの大下香奈アナウンサー、地元の現役住職・福村俊弘氏の3人が酒を飲みながらトークを繰り広げる人気番組だったというが、今年3月に最終回を迎えていたとのこと。
BPO公式サイトよると、
《申立人が、番組中での他の出演者からの度重なるセクハラ発言などによって精神的な苦痛を受けたとして申し立てた》
とあり、
「申立人」は大下アナで、《番組開始当初から苦痛、改善を訴えていたにもかかわらず、放送された他の出演者のトークが、申立人自身に対するものも含めてしばしば性的な内容に関することに及んで申立人に羞恥心を抱かせることで、また、そのような内容の番組の放送によって申立人のイメージが損なわれたことで、人権侵害を受け、放送倫理上の問題が生じた》と主張しているようだという。
内容から、「セクハラ発言」をしたのは鶴太郎と推測されるというが、キー局のスタッフは彼に同情的だといい、
「鶴太郎さんは、今でこそ個性派俳優としてNHKの朝ドラなどにも出演していますが、もともとはゲスな芸風のお笑い芸人ですからね。酒を飲みながらの深夜番組、しかもローカル局ですから、羽を伸ばし過ぎたのかもしれませんね」
と話す。
お笑い芸人としては〝下っ端扱い〟を受けていた鶴太郎は、そこから脱却するため俳優に転身。ボクシングや絵画、ヨガといった特技も磨き、芸能界で独自のポジションを築き上げてきた。前出のスタッフは
「ヨガを極めて仙人のようなイメージになってしまっていますが、ご自身の根底にあるお笑いも否定している訳ではありません。直接、番組を観た訳ではありませんが、制作サイドの意図も汲んで下ネタを織り交ぜていたのでしょう。当然、女性の共演者がいれば、そこに話を振ってオチをつけるというのも〝昭和の芸人〟のお約束。ただ、令和の時代では、それをセクハラと言われたら対処のしようがないんですよね」
と話していると「週刊実話WEB」が報じている。
編集者:いまトピ編集部