『めざまし8』谷原章介ら謝罪「申し訳ございませんでした」

5月19日放送の『めざまし8』(フジテレビ系)で、山口県阿武町で給付金4630万円が誤送金された問題について、誤報道があったとMCの谷原章介が謝罪した。
同番組は前日、24歳男性と見られる人物にパチンコ店で会ったという人物のインタビューを放送。
その人物は「先月(男性を)見ました。『あんまり沢山使ったらなくなるよ、仕事してるならいいけど』と」など、話したことを紹介。男性の財布には100万円近い現金が入っていたなどと報じた。
しかし、この報道を田口翔容疑者が否定していたと発覚。永島優美アナは「田口容疑者の民事事件の代理人弁護士の話では、田口容疑者は100万円を持ってパチンコに行った覚えはないと話しているということです。お詫びして訂正いたします」と頭を下げた。
谷原も「これからも、より正確に、丁寧に取材して皆様にお届けしていきたい。申し訳ございませんでした」と謝罪した。
MC陣が謝罪したものの、ネット上では《要するに裏付けも何も無かったけれども、容疑者の話として流した方が興味を引けるからそのような杜撰な報道を行ったと。さすがに視聴者に向けて訂正して済むような事案ではないのでは?》
《誤報というか、ねつ造では? いくら悪い事をしたからとはいえ、事実無根な報道をするのは異常性を感じる。他局でいいので、そのインタビューをした男性にフジテレビがどういう取材をしたのかを聞くべき》など厳しい指摘が殺到している。
「同番組は、つい先日も『ダチョウ倶楽部』上島竜平さんの件で一線を越えた報道をしたため、厚生労働省の怒りに触れることに。今回の誤報道も、ひとまず謝罪をしなければといった判断のようですが、あまりにも軽率な対応に、視聴者の不信感を募らせる結果となりました。反省のない態度は以前から〝炎上商法〟と指摘されていますが、きちんと事実を確認するのは最低限の仕事でしょう」(テレビ誌ライター)とまいじつは報じた。
編集者:いまトピ編集部