2022/1/22 17:17
『浅草キッド』で俳優挑戦の芸人「半年間聴きまくって体にしみ込ませました」「どうしてもカラーが出てきちゃう」

日刊大衆がナイツ・土屋伸之さんのインタビューを掲載しています。
塙(宣之)さんとコンビを組み、『ナイツ』を結成して、早20年がたちました。20年やってきても“ダメだな”と反省することは、しょっちゅうあります。でも、漫才って努力すればするほど、“報われた”っていう達成感が持てる瞬間もあって、やりがいがあるんです。
漫才の一方で、最近は俳優としてのお仕事もさせてもらいました。今回、出演させていただいた映画『浅草キッド』は、漫才コンビ「ツービート」が人気芸人になるまでを描いた物語。僕は、ビートたけしさんの相方、ビートきよしさんを演じています。
きよし師匠は、漫才の立ち位置的に僕と同じツッコミ。やりやすいかなって思ったんですが、事前にお二人の漫才を聴いたら、そのテンポの速さにビックリ。あのツービートをスベらせるわけにはいきませんから、お二人の漫才を半年間、とにかく聴きまくって、体にしみ込ませましたね。
ただ、たけしさん役の柳楽優弥さんと、実際にツービートとして漫才をしてみると、どうしても“ナイツの土屋”のカラーが要所要所で出てきちゃう(笑)。完成した本編を観ましたが、やっぱりナイツっぽいなって思いました(笑)。
とはいえ、僕はもともと、漫才を聴くのが大好き。そして、聴いているとやりたくなる性分なんです。だから今回みたいに他人様のネタを、それも堂々とやれたのは楽しかったですね。
編集者:いまトピ編集部