相次ぐ批判…降板、打ち切りの声が続出「重大性がわかっていない」「BPO審議対象となってもおかしくない」

日曜朝の情報番組『サンデーモーニング』（TBS系）内で、MCの関口宏が放った発言が批判を呼んでいる。
15日に発生した太平洋のトンガ諸島での大規模な海底火山噴火を受け、気象庁は16日未明、日本の広い範囲で津波警報・注意報を発令。
『サンモニ』でも画面上に常時、日本地図で警報と注意報が発令されている地域が表示された。
問題のシーンは新型コロナウイルス感染拡大を取り上げるコーナーで起きたといい、掲示されたパネルと画面右上に表示されていた日本地図が重なり、関口は
「画面がどうしても、津波の警報を出すために日本地図をあそこへ出さなきゃならないんでしょうか」
「ちょっとこれは見にくいかもしれませんが、今日はちょっとお許しください」
と発言。

この発言に対し、Twitter上では

＜今までの震災で津波の被害にあった人たちに失礼だ。TBSも視聴率いいからと守らず、打ち切りするべき＞
＜事の重大性がわかっていない＞
＜TBS上層部の方々、真剣に関口宏に降板を要請して下さい＞
＜TBSはそろそろサンモニ自体を打ち切りにした方が良いと思う＞

など、批判が相次ぐ事態に。
この件に関してテレビ局関係者は

「『サンデーモーニング』は今でも平均世帯視聴率14％以上をコンスタントに稼ぐ人気番組。局内でも、よほどの理由がない限り打ち切りという判断はないだろう」
「関口宏も『サンモニ』に加え、TBSの人気番組だった『クイズ100人に聞きました』や『東京フレンドパーク』の司会を長年務めてきた、局にとって功労者。たまに失言をするからといって簡単に降板させることはできない」

などと話す。
だが、「津波の警報を出すために日本地図をあそこへ出さなきゃならないのか」という物言いは明らかに不適切であり、BPO（放送倫理・番組向上機構）の審議対象となってもおかしくない案件だと「ビジネスジャーナル」が報じている。

関口宏『サンモニ』降板・打ち切り要求の声続出…BPO審議の可能性も、津波発言で