2021/11/29 07:10

『真犯人フラグ』『最愛』展開に視聴者も...考察系ドラマの明暗

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日本テレビ系日曜ドラマ『真犯人フラグ』の第7話が11月28日に放送される。近年の国内ドラマは10話前後で完結することが多く、第7話ともなるとそろそろラストに向けて加速し盛り上がる頃合いだが、2クール連続放送の同ドラマは現在全体の3割ほどが終わり、ようやく物語が動き始めたところだ。これまでストーリーが遅々として進まず、ただ怪しい人が増えていくばかりだった本作。平均世帯視聴率は6%台(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)に突入し、低空飛行が続いている。その不調の原因として考えられるのは、そのストーリー展開の遅さに加え、同局・同スタッフで制作された『あなたの番です』(2019年)の二番煎じと感じる人が多いからだろう。そして見ものなのは、TBS金曜ドラマ『最愛』との戦い。今期は、毛色は違うものの“考察系”のミステリードラマが2本揃っているが、両方を視聴しているという人も多いため、どうしても比較されてしまうのだ。怪しい人のオンパレードで何も謎が解明されないままじわじわと進む『真犯人フラグ』に対し、『最愛』の展開は早い。予想のつかない展開が次々に繰り広げられるなかで、ひとつ謎が明かされたかと思うと更なる謎が生まれ、視聴者を惹きつける。加えて、そのタイトル通りにさまざまな深い“愛”が描かれ、見るものの心を揺さぶるのだ。両ドラマを見比べている視聴者からは、「最愛の内容の濃さと真犯人フラグの進展の無さ対比すると本当すごいな」「真犯人フラグは最愛の伏線回収と展開の早さを見習ってほしい」という声も多く見られる。しかし、新展開を見せつつある『真犯人フラグ』は第7話でどのように話が動くのか、大いに期待したい。と日刊サイゾーは報じた。

視聴者を惹きつける『最愛』、進展しない『真犯人フラグ』…今期“考察系”ドラマの明暗|日刊サイゾー 視聴者を惹きつける『最愛』、進展しない『真犯人フラグ』…今期“考察系”ドラマの明暗|日刊サイゾー

編集者:いまトピ編集部