良好だったはずの嫁姑関係。それは、些細な出来事で壊れてしまいました……。

理不尽でも、嫁は我慢すべき? いやいや、そんなの納得できない!と不満を爆発した、嫁の反撃下剋上(実話)をご紹介します。

はじまりは、夫の「嘘」

はじまりは、些細な夫婦げんかでした。

当時は2歳の双子を抱え、私は仕事復帰したばかり。思いどおりにいくわけのないわが子と、家事・仕事と時間に追われる日々をおくっていました。

そんなときに、夫が会社の会合と嘘をついて同期メンバーで飲みにいっていたことが発覚したのです。

内緒で参加していた飲み会

それは同期ひとりの転勤が決まり、同期メンバーだけで送別会を開いたものでした。

だったら、最初からそう言ってほしかった……。

夫は「正直に言ったら、ダメだと言われると思った」とポツリ。

だからといって、嘘をついていい理由はありません。嘘をつくなら、最後まで隠し通さなければいけないのです。

姑、降臨!「嫁なのだから我慢しなさい」

ある日どこで話を仕入れてきたのか、夫とのけんかについて姑から電話が入ったのです。

私はてっきり「息子がごめんなさい」と言われるものと思っていると、姑から斜め上の言葉を浴びせられるのでした。

「嫁なのだから、我慢しなさい」

はぁぁあいいぃぃ!!??

耳を疑いました。「嫁だから」?「我慢」?言っている意味が分からない。

それでも、姑だから…と、大人しく言い分を聞いてみました。

姑の言い分は

  • 「私の時代はそれくらい当たり前」(いつの時代だ!)
  • 「家事・子育ては嫁の仕事」(“家族の仕事”だ、バカヤロウ!)
  • 「息子に辛い思いをさせるな」(私が辛いのはスルー?)

大人しく聞いていた私も、だんだん怒りが込み上げてきました。

ここで『姑には口答えしない』という、いい嫁キャンペーンは終了を迎えたのです。

嫁、反撃!「お言葉ですけど……」

一通り姑の言い分を聞いて、大きく息を吸ったら反撃の開始です。

「お言葉ですけど……」

私の発言におどろいた姑。きっと言い返すなんて思わなかったのでしょう。

「もし、義妹が同じ状況で『嘘つかれて辛い』と言ったら、同じことを言えますか?」

姑は、私の質問にモゴモゴとしながらも「言わない」と一言。

理由をたずねると娘は家族だから可愛いけど、嫁は他人だから可愛くないとばっさり。

ですよね……と、妙に納得をしてしまいました。

私にだって親がいる

姑からないがしろにされている嫁(私)ですが、もちろん私にだって親がいます。

両親からしたら、私は可愛い娘です。姑はそのことに気づかないのです。

「私にだって、親がいます。私の親は、愚痴を言っても夫の味方でした。それは、夫の立場がこれ以上悪くならないように、気遣って味方になったのです。そこが姑と両親の、大きな違いです。」

極力私は冷静に伝えました。電話の向こうでは、怒っているのがわかりますが知ったこっちゃありません。

「だったら何が悪いのよ!」と語気荒く言う姑に、トドメの一撃を食らわせます。

「子どもの育て方を間違えたんじゃないですか?」

この言葉で、姑からの攻撃は無くなりました。

言うべきではないかな、とも考えましたが私に対する人格否定や、両親への誹謗などが出てきていたので遠慮なく言わせてもらいました。

嫁にだって、人格はあるのだから。

干渉は百害あって一利なし

あの一言を言ってからというもの姑も大人しくなり、ハレモノを扱うように接してきます。

はい、怖い嫁認定されました。

そして、諸悪の根源である夫は、今では真面目に家族サービスをする良き夫です(嫁の目が怖いそうです)。

嫁・姑の関係であれば、互いに干渉しすぎることは避けた方が良さそうです。

ましてや、夫婦げんかに割り込んでくるなんて、もっての外。程よい距離感が、仲よくいられる秘訣ではないでしょうか。

(文・よっぴ)