二人目の妊娠が分かったときは、嬉しさの中に不安もありました。

一番は、出産で入院する際に長女は私と離れられるのかという心配。そこで、妊娠中はできる限り長女のケアに努めました。

どんなことをしたのか、三人目を授かったときの話も含めてご紹介します。

二人目の妊娠中は、長女と話をすることを重視

「ママ、お腹に赤ちゃんいるよ!」と最初に気付いたのは、実は当時2歳だった長女。

詳しいことはよく分かりませんが、何か感じるものがあったのかもしれませんね。

今、振り返ると、その日から少しずつ、長女は姉に、私は二人の子の母親になっていったのだと思います。

私がいないと夜眠れない長女にとって、出産時に離れなければいけないのは、大きな試練。

そこで、妊娠中から二人目の赤ちゃんの話、私の体調の話、そして長女が生まれたときの話をたくさんしました。

長女は、赤ちゃんの話をするときは、いつも「私のお腹の中にはエビがいるの!」と言っていました。

なぜ、エビだったのか分かりませんが、ママっ子の長女ですから、何でもママと同じが良かったのかもしれませんね。

お風呂でお腹が動くのを見たり、お腹に手を当てて胎動を感じたり、エコー写真を見たり、何でも共有して過ごしていました。

その中で、一つだけ私が気を付けていたのは、二人目の子の話をするときは、必ず長女のときの話も一緒にしていました。

あなたはとっても可愛いし、それは二人目が生まれた後も変わらないよというのを伝えたい一心だったのだと思います。

出産時と出産後の長女のケアは?

出産は、里帰りをしないと決めていたので、入院と同時に夫の両親に自宅に手伝いに来てもらいました。

出産のときは、夫と長女はずっと一緒に病院にいてくれ、赤ちゃんと対面後に帰宅。

入院中は、特に泣くこともなく、日によっては祖母にお弁当を作ってもらい、病院に遊びにきていました。

帰りに病院の自動販売機で、桃のジュースを買ってもらうのが楽しみだったようです。

このとき、長女は3歳になったばかりですが、自分の置かれている立場をよく理解していたのでしょうね。

母としては、少し寂しくも頼もしく見えました。

自宅に戻ってからは、できる限り、私が長女のサポートをして、夫が次女の世話をすることに。

結局、大きな赤ちゃん返りもなく、スムーズに新しい家族を迎えられました。

三人目のときは、家族全員で育児を楽しんだ

三女は、長女が小3の夏休み、次女が年長のときに生まれました。

歳が離れたこともあり、長女は母親向けの妊娠の本を購入し、妊娠、出産について勉強。夏休みの課題として提出しました。

妊娠中は、とにかく一緒に赤ちゃんの誕生を楽しもうと思い、洋服や必要なものは、できる限り家族で一緒に買いに行き、子どもたちに選んでもらいました。

出産後も一緒に世話をすることが多かったです。

でも一度だけ次女が大泣きしたことがありました。それは入院中に病院に見舞いに来てくれたときのこと。

病室に来てくれたのと同時に、私が三女の授乳で授乳室に行かなくてはならず、手を振っただけで別れてしまったのです。

それが相当寂しかったようで……。

赤ちゃんをベッドに寝かせ、次女に「来てくれてありがとう」と抱きしめなかったこと、今でも後悔しています。

子どもたちは大きくなり、平気そうに見えますが、家族が増えるというのは大きすぎる変化です。もっと寄り添えるように気を付けるべきでした。

このとき夏休み期間中だった長女とは、病院で食べられるコース料理を長女の分も準備してもらい、一緒に食べました。

入院中に二人の時間を持てたことは、とても良い思い出になっているようで、今もたまに話に出てきます。

何歳差であっても、上の子のフォローは大切!

年齢差が小さいほど、上の子のフォローに気を遣いがちかもしれませんが、何歳差であってもやはり上の子のフォローは大切だと思います。

「あなたのことが大事だよ。大好きだよ」そんな気持ちをぜひ伝えてくださいね!

(文・奥地美涼)