用事が長引いて、お腹がすいてきたりすると、だんだんイライラ……。そんな、経験は誰もがあるはず。

お腹がすくとイライラする理由をまとめました。

世界共通でお腹がすくとイライラする!??

イヤなことがあったわけでもないのに、なんとなくイライラ。普段なら怒らないことでも、イラッとしてしまう。

そんな時は、お腹がすいているのかも。お腹がすくとイライラするのは、あなただけではありません。

英語ではスラングで、お腹が空くの「Hungry」と、怒るの「Angry」を掛け合わせた、「Hangry」という言葉があります。

これは、お腹が空いてイライラしているの意味。テキストメッセージなどでは、あえて「I’m hangry」と書いてリアルな状況を相手に伝えます。

実際に、ランチのタイミングを逃したり、会議が長引いたりすると、お腹が空いてきてイライラするものです。

空腹時の脳は怒りと同じ反応が起こっている

2016年、236人の大学生にコンミューターによる不快な衝突音をきかせて、わざとイライラさせる実験が行われました。

テスト前に食事をとらなかったグループは、消極的であり、挫折感が増幅していたそう。なかには、強い憎しみを感じた人まで。

実は、空腹と怒りは心理学的に非常に似ているとか。怒りを感じた時と、空腹時では脳内で同じような反応が起こるともいわれています。

お腹が空いた時にイライラするのは、お腹が空いた時に分泌される脳内の神経細胞が、血糖値を上げるためにイライラさせるとも考えられています。

これは、かつて食事が十分に取れなかった時代に培った私たちの本能という説も。

空腹時、獲物を確実に捉えなければならないときに、体を興奮させ身体能力をアップさせて獲物をとる確率を上げるためです。

「空腹になるとイライラする」と思っているだけで軽減

とはいえ、現代では空腹時にイライラしたところで得はありません。

獲物を獲得するどころか、むしろ大きな失態をおかしてしまうことにも。

お腹がすいた時のイライラを回避するために、小腹満たしのスナックを用意しておくのもおすすめです。

ナッツやドライフルーツなどヘルシーなおやつや、小さなパックの豆乳や牛乳などもコンビニで購入できて便利です。

また、お腹が空いてイライラしてしそうになったら、あえて楽しいことを考えるなど、ほかの感情に目を向けることでも回避できるとか。

さらに「自分は空腹になるとイライラする」ということを認識しておくだけでも、イライラ度合いが軽減されるそう。

「hangry」になりがちな人は、おぼえておいてください。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと