いつもの仕事や家事をやらなければいけないけれど、どうしてもやる気がでない……。

それは心の疲れがたまっているサインです。うつ病になる前に、自分に合った心のケアを取り入れましょう。
仕事や家事がしんどい、やる気がわかない…心が疲れたときの対処法

心の疲れはためず、こまめにケアをして

忙しいのに刺激のない毎日、なんだかやる気がでない。そんな時は、誰にだってあるものです。

多忙な中でも、その気持ちを放置せず、積極的に心の疲れを取り除きましょう。

心の疲れは知らないうちに溜まりがち。こまめにケアしないと、うつ病になってしまうかもしれません。

少しのコツで心の疲れがスッととれることもあります。心が疲れた時、試しやすいものから取り入れてみましょう。

<心が疲れたときの10個の対策方法>

1)深呼吸をする

心が疲れている時は、姿勢が猫背になって呼吸が浅くなっています。

酸素がしっかり取り込めていないと、知らず知らず考え方もネガティブな方向に。

一度、姿勢を正して深呼吸してみましょう。

呼吸をゆっくりすることで、自律神経の副交感神経を刺激して、体をリラックスモードにすることができます。

大きなストレスを感じた時や、心の疲れを感じた時は、まず深呼吸をしてみてください。

2)自分のための一人の時間を作る

心が疲れている原因は、人間関係にかかわることが多いもの。

人と一緒にいると、良くも悪くもいろいろな情報が入ってきて、より疲れてしまいます。

心が疲れた時は、1日30分でも自分のための“一人時間”を作って、自分を甘やかしましょう。

何も考えずにぼーっとしたり、好きな本に没頭するなど、その日その時に自分がやりたいように、自分のためにその時間を使いましょう。

3)有酸素運動をする

体を動かすと、全身の血流がよくなり、疲労物質も流れやすくなります。酸素をたくさん体に取り入れるので、脳もクリアに。

中でも、ウォーキングやランニングなど一定のリズムで行う運動は、脳から幸せホルモンの「セロトニン」が分泌。うつうつとした気分を晴らしてくれます。

4)とにかく眠る

心が疲れているときは、体も疲れているもの。

実は、体の疲れが慢性的に溜まっている人は、疲れすぎて自分の疲れに気づかない状態になっている場合もあるのです。

まずは、とにかくぐっすり眠ることで体を休めましょう。

5)パソコンやスマホ、テレビから離れる

現在では、どこにいても簡単に最新の情報が手に入るようになりました。

その分、新しい情報のチェックで脳は働きっぱなし。それが心の疲れにもつながります。

パソコンやスマホ、テレビから離れる時間を1日の中でもうけたり、週末はネット情報を見ないなど、自分なりのルールを作って。

6)甘いものを食べる

シュークリームやチョコレートなど、甘いものを食べると、脳内で「βエンドルフィン」という物質が分泌されます。

これは別名“脳内モルヒネ”と言われ、分泌されると幸福感で満たされ、ポジティブな思考になるという効果があるもの。

疲れを感じた時は、好きなスイーツを食べて癒やされましょう。

質の高いものをじっくり味わうと、より心が満たされて疲れが取れます。ただし食べ過ぎはNG。

7)アロマをたく

香りは鼻の神経を通じて、大脳辺縁系を刺激します。

ここは、感情をコントロールする脳の部位でもあり、いい香りを嗅ぐと自然とリラックスができるように。

神経がすり減って心が疲れている時は、ラベンダー、オレンジ、ローズマリー、ジュニパー、ネロリなどのアロマが効果的です。マ

グカップにお湯を入れて、数滴たらすだけで、アロマの香りがひろがり、癒やされますよ。

8)やりたいことをメモする

心が疲れてやる気がでない時は、自分の本来やりたいことを見失っていることも多いもの。

自分のやりたいこと、ワクワクすることを想像して書き出しましょう。イメージしてノートに書き出すことで、楽しい気持ちがわいてきます。

9)自然や動物にふれる

公園で雲が流れるのを眺めたり、緑の芝生に寝転がったり、自然に触れることで癒やされましょう。

自然のある場所に行けない時は、風の音や川のせせらぎのヒーリングミュージックでも効果があります。

また、猫や犬などペットと触れ合うことでも心の疲れがとれます。

10)つらい気持ちを書き出す

友達に自分の心のうちを聞いてもらうのもいいですが、相手に時間を取ってもらうのがなかなか難しいこともあります。

そんなときは、心の疲れの元になっていることを、紙に書き出しましょう。

人に見せるものでも、あとで読み返すものでもないので、きれいな文字で書く必要はありません。

とにかく、思ったことをすべて紙に吐き出すように書き綴りましょう。

その後、紙はごみ箱へ。

破って捨てるのも効果的です。感情をアウトプットすることで、心がスッキリするはずです。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと