記憶力に関連する、脳の5つの部位を刺激して、記憶力をアップさせましょう。
記憶力を高める脳の使い方|簡単にできる3つのポイント

記憶にまつわる脳の部位を刺激するトレーニング

「あの俳優なんて名前だっけ?」、「あれ、どこに置いたかな……」。そんな物忘れ、増えていませんか?

記憶力が低下する大きな原因は、脳の刺激不足。日々の家事や仕事にマンネリを感じていたり、多忙で物事を深く考える時間がないと、脳への刺激が減ってしまい、記憶力がどんどん低下していきます。

しかし、脳の使い方を変えれば、加齢に関係なくいくつになっても記憶力は上がるのだそう。

衰えた記憶力をアップさせるコツは、意識的に脳を使う「脳トレ」を行うこと。特に、記憶にまつわる「脳番地」を刺激するのが大切です。

脳は「思考を司る部位」「感情を司る部位」など、部位ごとに働きが違います。脳を1枚の地図に見立てたとき、それぞれの働きを担う部位を表すのが「脳番地」です。

その中でも、記憶力と関連が深い5つの部位を刺激すると、記憶力がよみがえる、と医学博士で脳の専門家である加藤俊徳先生は提唱しています。

刺激したいのは、記憶力にまつわる5つの脳番地

記憶力には、5つの脳番地がかかわっているとされています。

1)思考系脳番地

脳が目的を達成するための司令塔が、思考を司る脳番地。集中力を強めたり、目的を達成するため、各脳番地に「必要な情報を集めろ」と指示を与える、脳の司令塔です。

2)運動系脳番地

手や体の動かし方を記憶する脳番地です。手作業やスポーツ、楽器の演奏など、さまざまな「体の動き」を記憶するときに働きます。

3)感情系脳番地

喜怒哀楽の感情を司る脳番地。ここを鍛えることで、感情が記憶とリンクしやすくなり、記憶したり、思い出す機能がアップ。

4)記憶系脳番地

脳の中心に位置する、記憶をメインに司る脳番地。各脳番地と連動しながら働くため、他の脳番地も同時に鍛えることが大切。

5)視覚系脳番地

見る、動きをとらえる働きを担う脳番地。ここを刺激することで、画像や映像、文字など、目から得た情報を記憶する力が高まります。

記憶力を高める脳の使い方とは

道具不要でできる脳のトレーニングがこちら。日々の生活の中で、意識して行うことで、記憶にかかわる脳番地が刺激されます。これで脳を鍛えて、記憶力をアップさせましょう!

1)ふり返る

「今日行ったデパートの店員さん、すてきなネックレスをしていたな」など、過去の記憶をふり返る作業は、感情や思考、記憶系の脳番地を刺激し、記憶力を高めます。1日の終わりの習慣にすると◎。

2)トライする

料理番組で見たレシピをすぐ作ってみるなど「新しいこと」に積極的にトライしましょう。自然と新しい脳の使い方をすることとなり、さまざまな番地がフル稼動。脳を強く刺激します!

3)楽しむ

同じことをやるのでも「楽しんで積極的にやること」が脳の各番地への刺激を強め、記憶力アップにつながります。気が進まないことも、何かプラスになるポイントを探すクセをつけて。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと