日中にコリ固まった体をほぐし、脂肪も落ちやすく。PCやスマホの使用でコリ固まった胸椎を、寝る前にほぐして代謝アップする方法を紹介。安眠にも。
『寝返り』できる体に! 凝った体をほぐして代謝アップ

「寝返り力」が低下している人が急増

「寝返り」は何気ない動きのようで、実は睡眠中の血液やリンパの流れを促したり、体のバランスを整える非常に重要な役割を持っています。

ところが、理学療法士の今井俊太さんによると、最近は寝返りをしっかり打てない人が増えているのだそう。

寝返りは首と胸椎(背骨の胸の裏側に位置する部位)を回すことによって行いますが、スマホ・PCの使い過ぎやストレスなどの原因から、胸椎がコリ固まっている人が増加。

胸椎は椎骨と呼ばれる小さな骨が積み重なってできており、前かがみの悪い姿勢が続くと椎骨の間が詰まって動きが悪くなります。そのため寝返りを打ちにくくなるのです。

寝返りがきちんと打てないと日中の代謝低下にも

必要な時に寝返りが打てなくなれば、血液やリンパの流れが停滞します。

すると寝ている間に代謝が低下し、起床後もその状態が続きます。つまり、朝からだるかったり、同じように食べても太りやすくなったりする原因にも。

そこで、寝る前に行いたいのが「バンザイ背伸び」です。

これを行うと、椎骨と椎骨の間に隙間ができるので、胸椎がほぐれて寝返りが十分に打てるように。よく眠れて疲れが取れるだけでなく、代謝も上がり、ヤセ力がUPします。

寝る前に行う「バンザイ背伸び」のやり方

1)仰向けに寝て、息を吸う

ベッドやふとんの上に仰向けに寝て(枕ははずす)、両脚を腰幅に開き、膝を伸ばします。

両手を頭上に伸ばしたら、手のひらは内側に向け、大きく息を吸いながら背伸びをしましょう。

頭上に手を伸ばすので、ベッドの場合は、足元側に寄って寝るとやりやすいでしょう。

2)息を吐いて脱力

息をたっぷり吸ったら、息を吐きながら一気に腕の力を抜き、全身を脱力します。

1~2を3回繰り返します。

背伸びをすると腰が痛む人は、骨盤に歪みがある可能性が。

その場合は足先を内側に向けて行うと骨盤が正しい位置に戻るので、腰の負担の軽減になります。

バンザイ背伸びを行ってから寝ることで、24時間代謝のよい体をキープ。

さらに、ゆがんだ筋肉や骨格を正しい状態にリセットできるので、姿勢が整い、筋肉がバランス良く使えるようになります。

ぜひ、寝る前の習慣に取り入れましょう。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと