顔の筋肉は皮膚にくっついているため、むやみに動かすとシワが増加してしまいます。

シワにならないケア方法を伝授! ポイントは数を重ねるより、じっくり数回行うこと!
顔筋トレはシワを増やす!? 皮膚に負担をかけない筋トレのコツ

顔の筋肉を刺激しすぎるとシワを増やすことに

体の筋肉と同様に、顔の筋肉もたくさん動かせば、キリッと引き締まり、シワやたるみが解消されると思っていませんか?

顔と体の筋肉は、少し違います。体の筋肉は骨と骨にくっついているのに対し、顔の筋肉は約60個もあり、骨だけでなく皮膚にも付いています。

そのため顔の筋肉を何度も何度も使うと、皮膚に負担がかかることになり、それが顔のシワになります。

顔の筋肉を動かすエクササイズを何度も行うことは、逆にシワを増やすことになってしまうのです。

顔には、たくさんの筋肉が存在します。それを、筋膜という膜で覆っているのです。

顔は、筋肉を縮めたり伸ばしたり、筋膜を緊張させたりゆるませることによって、表情を作っています。

この筋肉や筋膜をほどよく刺激することで、筋肉に伸張作用が起こり、シワを新たに作ることなく、今あるシワを解消する効果が期待できるのです。

誰もが悩む目の周りのシワの解消するには

例えば、皮膚が薄くシワができやすい目のまわり。

ここには、眼輪筋という筋肉があります。この筋肉を活性化すると、目のまわりのシワが解消。

指で目頭と目尻を押さえながら、数回まばたきして上まぶたのみを意識的に動かしてみましょう。

指で押さえるのは、目のまわりのシワやたるみを予防しながら、上まぶたに軽度の負荷をかけるため。

この数回で、眼輪筋の上部の筋肉が発達し、たるみやシワの解消が期待できるのです。

このように、意識して得られた身体感覚は、再現性のある身体運動となり、半永久的に身体に残るとされています。

これで、年齢不詳の生き生きした顔を目指すことができるのです。

左右対称の魅力的な顔は日常生活でつくれる

また、美しく魅力的な顔は、左右差がない顔と言われています。左右差があると、シワやたるみができやすくなります。

左右差が生まれる原因は、顔や顔に近い部分にある方や首の筋肉のバランスが悪いことがあげられます。

セルフケアでできることは、体のコリを溜めずにほぐすこと。

そして、食事のとき、両方の歯でバランス良く噛むことです。

噛むときに使われる口輪筋は、顔の中では比較的大きい筋肉である側頭筋とも深く関連しています。

そのためバランス良く噛んで食べることで、顔全体の左右差を改善することが期待できます。

3食・毎日のちょっとした心がけが、うれしい結果につながるかもしれません。ぜひ始めてみてください。

【参考】『筋膜ボディセラピー』

執筆/監修:株式会社からだにいいこと


大久保圭祐(おおくぼけいすけ)

【お話を伺った人】大久保圭祐(おおくぼけいすけ)

米国Rolf Institute®を卒業し、世界三大ボディワークのロルフィング®を修得する。各種メディアにてボディメークや店舗メニューの監修、セミナー講師、コラムの執筆など幅広く活躍中。著書に『筋膜ボディセラピー』(三栄書房)がある。