健康ブームでコンビニのドリンクコーナーには、からだによさそうな飲み物がたくさん。でも、なかには逆効果? と思わせられるものも。注意したい健康ドリンクをまとめました。

砂糖や添加物たっぷりな“健康ドリンク”

コンビニやスーパー、自動販売機など「のどが渇いた」「ちょっと疲れた」時にどこでも飲み物が購入できます。そんな時、やっぱり気になるのが健康。できるだけからだによさそうなものをと、商品のコピーを参考に選んでいませんか? しかし見かけはからだによさそうでも、実はそうでもない商品がたくさんあります。本当はからだによくない健康ドリンクをご紹介。

本当はからだによくない健康ドリンク6選

1)スポーツドリンク

スポーツドリンクといえばからだによさそうな飲み物の代名詞といった感じですが、実は糖分が多いのが問題。砂糖がたっぷり入った炭酸飲料の、2/3に相当する糖分が含まれているものが多くあるのだそう。そのため運動後の空腹時にスポーツドリンクを飲むと、血糖値が急上昇。体に脂肪が蓄積しやすくなることに。また、スポーツドリンクには、人工香料、着色料、添加物なども。カロリーハーフや無糖と記載のあるものには、人工甘味料が使われています。常用は糖尿病や肥満、偏頭痛の元になるので注意を。

2)市販の野菜ジュース

コンビニなどで販売されている野菜ジュース。忙しい毎日で野菜不足の人には「○種類の野菜たっぷり」や「1日分の野菜がとれる」などの商品コピーが目に入ります。しかし、これらの商品は糖分が高く、野菜ジュースといいながらメインの材料はフルーツジュースの場合も。味をよくするために使われていると思いますが、野菜をとっている気になって安心するのはNG。また、ジュースには野菜の大切な栄養素である食物繊維が含まれず、新鮮な野菜に含まれる酵素もこれらのジュースではとることができません。野菜ジュースを飲むなら、作りたてで、野菜がフルーツの3倍以上入っているものを選びましょう。

3)二日酔い・悪酔い予防ドリンク

忘年会や新年会、旧友との久しぶりの飲み会などの前に欠かせない存在となっているのが、ウコンなどを配合したドリンク。これらの飲み物には味をよくするため、ブドウ糖果糖液糖や人工甘味料が入っているものがほとんど。また、日本人の3人に1人は脂肪肝といわれ、肝機能に問題がある人はウコンを避けた方がよさそう。ウコンによる肝障害も報告されているとか。

4)乳酸菌・乳製品ドリンク

飲むヨーグルトや、乳酸菌飲料には「腸内環境改善」「翌朝スッキリ」などの気になるワードが! 残念ながらこれらの商品にも、スポーツドリンクと同様にブドウ糖果糖液糖が使われているものがほとんど。乳酸菌をとれるかもしれませんが、同時に糖分もたっぷりとっていることに。カロリーハーフと記載のものは、砂糖の代わりに人工甘味料を使っているので、こちらも避けた方がベター。飲むヨーグルトなら、無糖タイプを選んで。また、乳酸菌を期待して飲むヨーグルトや乳酸菌飲料を購入する場合には、商品に記載の種類をチェックして。乳酸菌を含む量が多いものから順に記載すると「はっ酵乳>乳製品乳酸菌飲料(生菌)>乳製品乳酸菌飲料(殺菌)>乳酸菌飲料」となります。

5)エナジードリンク

疲れた時、仕事に集中できない時のお助けドリンクとして、人気なのがエナジードリンク。炭酸飲料として分類されているため、茶色い瓶で販売されている医薬部外品の栄養ドリンクと違い、「滋養強壮」や「栄養補給」と記載はされていません。手軽に炭酸飲料感覚で飲めることから、若い世代で大流行。これは、大量の糖分とカフェインの作用で、気分を乱高下させることが報告されています。これが問題視され、16歳以下への販売を控えている国も。心臓への負担も大きいと言われているので、控えるのが正解。

6)ペットボトル入りのお茶

コンビニや自販機などで手軽に購入できるペットボトル入りのお茶。砂糖不使用で炭酸飲料よりヘルシーだしと、毎日のように飲んでいませんか? 残念ながらペットボトル入りのお茶は健康とはいいがたく、なかには香料や着色用、うまみを出すための添加物が使われているものも。また、ラベルに記載されている緑茶抽出液とは、名前の通り緑茶から抽出された液。これらは原材料の記載がなく、中国など品質管理の不安な国の茶葉から作られているといわれており、不純物や農薬などの心配が。冷たいお茶を手軽に飲みたいなら、タンブラーに茶葉と水を適量入れるなどして、自分で作りましょう。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと

この記事は2018年10月に執筆されたものです。