ハーブのミントから抽出した植物オイル「ハッカ油」を知っていますか?

昔から使われているものですが、用途が広く万能だと改めて人気が広がっています。

その活用術をご紹介。
【超万能ハッカ油を使い倒す】さっそく試したくなる10個の活用術

生活のあらゆるところ使える天然の万能オイル

昔から使われてきた「ハッカ油」。

簡単に説明すると、ハーブのミントからできた植物オイルです。

ミントは、シソ科ハッカ属のハーブの総称ですが、ハッカ油は「ハッカソウ」という種類のミントを乾燥させて、オイルを抽出したものです。

ハッカの名産地として有名なのが北海道の北見市ですが、現在は国内の9割以上の生産量を占めているのが隣町の滝上町だそう。

ハッカ油は、清涼感のほか、防虫、消臭、除菌、リラックス効果などがあり、昔からいろいろなものに活用されてきました。

ドラッグストアやネットショッピングで、20ml・500円前後と手軽に購入できるのも人気のひとつ。

今回は、超万能なハッカ油の活用術をご紹介します。

<ハッカ油を使い倒す 10個の活用術>

1) ハッカ油スプレー

スプレーボトルに水と、ハッカ油を数滴入れます。

暑い日は、そのスプレーをワキや首、足や腕などに、涼感&制汗スプレーとして吹きかけましょう。

ハッカ油の清涼感が体感温度を下げて涼しく感じさせてくれます。

なおハッカ油は、粘膜にふれると刺激になるので、スプレー使用時は目や口、鼻に入らないように気をつけて。

2) ハッカ湯

湯船にお湯を溜めたら、ハッカ油を1滴垂らして混ぜましょう。

スーッとした香りが広がり、夏場でもさわやかに湯船につかることができます。

また、肌についたハッカ油が、湯上りの体温を下げてくれる効果も。

ハッカ油の量は、湯船のサイズやお湯の量によって調節を。まずは、1滴から試してみて。

3) ボディソープ

ふだん使っているボディソープに、ハッカ油を1滴プラスして使ってみましょう。

消臭作用で、汗臭さ、加齢臭の撃退に効果が。

シャワー後の清涼感も快適です。

シャンプーに加える方法もありますが、目に入りやすいので、使う場合は手元でシャンプーとハッカ油をしっかり混ぜてからにしましょう。

4) ハッカ油で足湯

エアコンのきいた部屋に1日中いると、体が冷えて足もむくみます。

湯船に入るのがめんどうな時は、洗面器にお湯を張って足湯を。

そこに、ハッカ油を1滴プラスすれば、足のにおいを取り除き、除菌効果で清潔に保つことができます。

5) ハッカ油を入れて寝具を洗濯

夏場は、寝ている間もたっぷり汗をかくので寝具もこまめに洗濯したいもの。

枕カバーやシーツの脱水をする時、1滴ハッカ油をプラスして。

ほのかなハッカ油の香りが残り、スムーズな入眠を助けてくれます。

ハッカ油スプレーを直接、寝具にスプレーするよりも、ほのかな香りがベター。

6) マウスウォッシュ

口の中をすっきりさせたい時、コップ1杯の水にハッカ油を1滴たらせば、即席のマウスウォッシュが完成。

口にふくんで、ハッカ油を隅々まで行き渡らせるようにブクブクしましょう。口臭予防にも効果が。

7) 涼感アロマハンカチ

汗をかく夏場の必須アイテム、ハンカチにもハッカ油を1滴。汗を吹くたびに、ここちよい清涼感が得られます。

また、眠くなったり、気分が悪くなった時に、ハンカチの香りをかぐことで、気分転換に。

8) ハッカ油で床の拭き掃除

フローリングの床などを拭き上げる際、モップに1滴、または雑巾のバケツに1滴ハッカ油を加えましょう。

天然のさわやかな香りが家に広がります。

9) 涼風が出るハッカ油扇風機

ティッシュやコットンにハッカ油を数滴垂らしたものを、扇風機の送風部分にクリップなどで固定。いつもの扇風機の風が、ハッカ油の香りをまとった涼感のある風に変身します。ただしハッカ油は引火性があるので、扇風機のモーター部分などには近づけないように注意して。

10) 害虫撃退スプレー

ハッカ油には防虫効果があります。

スプレーボトルに無水エタノール10ml、ハッカ油を5〜10滴ほどたらして混ぜたら、さらに水90mlを加えよく混ぜます。

これを網戸や玄関などにスプレーすると害虫が家の中に入ってくるのを防ぐ効果が。

害虫の通り道にスプレーしたり、ハッカ油をティッシュやガーゼに垂らしたものを置いて置くのも効果的。

ハッカ油を使う時に注意したいこと

超万能なハッカ油は、生活のあらゆるところに活用できます。

ハッカ油を安全に使うために、以下のことに気をつけましょう。

・室内に放置しないこと

ハッカ油の劣化を避けるため、保管時は冷暗所に置くようにしましょう。

引火する恐れもあるので、火気のまわりに置くのは避け、子どもの手の届かないところにしまっておいて。

・猫を飼っている人は気をつけて

猫はハッカ油の成分が苦手です。

猫を飼っている場合、猫のいる空間ではハッカ油の使用を避けましょう。

防虫、除菌効果のため洗濯に使用する場合は、洗濯機に入れる時だけ使って、成分が残らないようによくすすぎを行ないましょう。

・容器はできればガラス製が安心

ハッカ油には、プラスチックを溶かすことがあります。

ルームスプレーや制汗剤を作る場合、スプレーボトルは、ポリエチレン製(PE)ならOKなので表示をチェックしましょう。

見分けがつかない場合は、ガラス製のボトルを選ぶのが安心です。

・直接皮膚に塗ったり、使いすぎに注意して

ハッカ油は、強い清涼感のあるオイルです。

直接、皮膚に塗ると刺激が強すぎるので避けて。

また、使用の際は、傷のあるところや、粘膜に付着しないように注意を。

さらに、ハッカ油を使い続けていると、より強い清涼感を求めて、多めに使ってしまがち。

肌トラブルにもなるので、目安の量を守って使ってください。

初めて使う場合は、少量ずつ試すことをおすすめします。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと