なにかとクヨクヨしてしまう気にしすぎ体質の人に向けて、心を軽くする方法をご紹介します。

“気にしすぎ人間”は心が便秘になっている!

「仕事でミスをした」「ママ友からのメールの返事がない」など、ひとつのことが気になってクヨクヨ悩んでしまう。そんなこと、ありませんか?

“気にしすぎ”とは、身のまわりの出来事や情報をうまく処理できず、同じことをぐるぐると考え続けてしまう状態。

うつうつした気持ちが消えずにどんどん溜まっていく“心の便秘”といえます。

最近は、SNSなど相手の顔が見えないツールが増え、思うように気持ちのやり取りができず、他人とのコミュニケーションに悩む“気にしすぎ人間”が増えていると、気にしすぎ体質「HSP」の研究を行っている医師の長沼陸雄先生は指摘します。

“気にしすぎ”は性格のせいにされがちですが、原因は人それぞれ。

たとえば、アラフォーの女性は家庭や仕事で心配事が増えるうえ、ホルモンバランスが乱れやすく“気にしすぎ人間”になる人が多いのだとか。

“気にしすぎ”を解消するには、あなた自身の「考え方のクセ」を直す必要があります。

そのためにはまず、クヨクヨする自分を嫌いにならないこと。

「悩んでもいい」と、ありのままの自分を受け入れ、自分との上手なつき合い方を身につけると楽になります。

ちょっとした気持ちの切り替えで、心が自由に。

“気にしすぎ”から脱却する方法

“ありのまま”の自分を受け入れるには、一体どうしたらいいの?

まずはふだんの生活のなかで、次のことをやっていきましょう。

◯スマホを見ない日をつくる

今は何をしなくても、どんどん情報が入ってくる時代。

情報が多いほど不安のタネが増えるので、まる一日、スマホを見ない日をつくって。

外からの刺激をシャットアウトし、自分を守りましょう。

◯欠点を直そうとしない

「人見知り」など、欠点だと思っている部分も大切な個性。

直そうとするより、自分のいいところを伸ばすことにエネルギーを注いで。

そうすれば欠点と思う部分も、いい方向に伸びていくもの。

◯ポジティブ思考をやめる

クヨクヨするのは「よくないこと」と思われがち。

でも「ポジティブになるべき」と無理に思うのは、心の負担になり逆にマイナス思考が加速します。

ポジティブにならなければ、と自分を追い込むのはやめましょう。

◯「ありがとう」を言う

「ありがとう」という言葉には、気持ちを落ち着ける効果があるのだそう。

イヤなことがあったら、自分に「ありがとう」と言ってみて。

言葉の力に影響され、マイナスの感情が消えていきます。

◯「米・水・塩」をしっかり摂る

心と体はつながっていて、体が弱ると心も弱ります。

日本の伝統的な食べ物である米や、ミネラル豊富な水と塩は、体を健康に保つもの。

体のベースが整えば、心も本来のパワーを取り戻します。

◯静かな場所でボーっとする

1日1回2~3分、落ち着ける場所で頭を空っぽにして。

考えが浮かんだら「今は関係ない」と無視。

これをくり返せば余計な考えが浮かばなくなり、自分の気持ちを受け入れるベースができます。

◯本音を言ってみる

ストレスが溜まっても発散できず、心に溜め込んでいませんか?

ときには本音を吐き出すと、気持ちが楽になります。

家族や友人など、誰かひとり本音を言える相手を見つけて。

◯「気にしすぎは成長のもと」と思う

悩ましい出来事が起こったら、「これは自分を成長させるために必要なこと」と思ってみて。

「今の自分は、とことん悩むことが大切」と思えば、クヨクヨすることへの罪悪感がなくなります。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと