年齢を重ねるにつれ、記憶力の低下を感じることは多いもの。

加齢と記憶力の関係と、記憶力を上げる方法をまとめてご紹介します。

年をとると記憶力が悪くなるのはなぜ? 記憶力アップの7つの秘訣

「年齢を重ねても記憶力は低下しない」がホント!?

テレビを見ながら「この女優さん、なんて名前だっけ?」と思い出すまでに時間がかかったり、用事があって隣の部屋に行ったものの何をしにきたのか忘れたり……。

こんなことが続くと「やっぱり、年のせいかなあ」と感じますよね。

でも実は、最近の研究で、年齢を重ねても記憶力は低下しないことがわかっているのです。

それでも「昔より思い出せなくなった」と実感している人は多いもの。その理由は、人生の長さにあります。

例えば、20歳の人と、60歳の人を比べてみましょう。

20歳であれば脳には20年分の記憶が蓄積されています。

そして、60歳なら60年分の記憶が蓄積されています。

つまり、年をとればとるほど、情報が蓄積される量も多くなります。

そのため、記憶を呼び起こすのに時間がかかるということ。

これが「思い出せなくなった」という感覚につながります。

また、脳には情報を整理する機能が備わっています。

60年分の情報の中で優劣をつけて整理しているので、呼び起こされる機会が少ない記憶は奥の方に収納されてしまうのです。

特に、記憶には「短期記憶」と「長期記憶」があり、初めて会った人の名前や今日やるべきことなどは、短期記憶に分類され、もともと短期間で消えてしまいやすいこと。

これらは、反復して覚えたり、下記のような方法を用いると記憶に残りやすくなります。

<記憶力アップの7つの秘訣>

1)運動する

机に向かって暗記するという方法は、単調で脳が退屈してしまいます。

歩きながらなど、何かをしながら覚えることで、脳がより刺激されて記憶しやすくなります。

特に有酸素運動と相性がよく、脳への血流もアップしてより活性化します。

2)睡眠時間を6時間半~7時間とる

睡眠不足は、作業効率が落ちるのはもちろん、集中力にも欠けてくるので、その状態で記憶するのは非常に困難です。

脳をしっかり休ませることで、スムーズに記憶できるように。逆に寝過ぎも逆効果です。

6時間半から7時間の睡眠が、一番記憶力が上がるという研究結果があるそう。

3)眠る前に勉強する

記憶力が高まる時間のひとつが、眠る1時間前。

集中力が高まる時間ということと、その後の睡眠で記憶が定着するという利点もあります。

脳が情報を睡眠中に整理整頓。

寝る前に得た知識が、整理されて使える状態になり、朝を迎えることができるのです。

4)休憩を取る

脳が集中できるのは、30分から1時間程度。

30分ごとに5分、1時間ごとに10分など、こまめに休憩を取り脳をリラックスさせると、集中力が高まるとともに記憶力もアップします。

5)脳を刺激しながら覚える

何かを覚えるときは、何か刺激があると記憶が定着しやすいもの。

英単語を覚えるなら、まず自分の興味のあるジャンルの言葉から覚えたり、お気に入りのカフェで勉強するなどが有効。

脳への刺激が高まり記憶力が上昇します。

6)記憶したことをアウトプットする

覚えた情報をアウトプットすることでより記憶が定着します。

アウトプットするには、脳にインプットした情報を整理して、理解することが必要。

勉強したことを口に出して復唱したり、人に説明したり、ブログを書いて覚えた情報を整理するのもおすすめです。

7)笑顔で勉強する

記憶力を高めるため、笑顔で勉強をしましょう。

無理やりでも笑顔を作ると脳は「楽しい」と判断し、ドーパミンを分泌。

脳が活性化することで、集中することができ、記憶力が高まります。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと