朝、起きた時、「なんだか体が重い……」と感じる人は、脳疲労がたまっているかもしれません。セルフチェックであなたの脳の状態を今すぐ確認しましょう。

現代人の生活は脳が疲れやすい

やる気がでない、眠れない、寝ても疲れがとれないなどの不調に悩む人が増えています。「気持ちが弱いから」と精神力の問題と考えがちですが、実は脳が疲れているからと指摘する専門家もいます。

脳の疲れ=脳疲労の主な原因は、ストレスや情報過多、ダイエット、理性。特にストレスは、社会で生活する上でなくすことが難しいもの。仕事や家事で多忙、自分の時間がないなど、ストレスを日々感じていると、交感神経が優位になりっぱなしに。すると、神経細胞内に活性酸素が大量に発生して細胞にダメージを与え、これが脳の疲労になります。

また、SNSやネットニュースなど、24時間、新しい情報が発信されている昨今、常にそれを追いかけていると、脳が疲弊して判断力を失います。そのほか、食事制限を行うダイエットをすると、脳が栄養不足になり疲労の原因に。

脳疲労を溜め込むと、うつや不眠など重い症状に悩まされることも。まずは、ストレス度セルフチェックで、自分の脳疲労度合いを調べてみましょう。

脳疲労がわかる ストレス度セルフチェック

以下の20個の質問に「はい」、「いいえ」で答えましょう。「はい」に当てはまる質問の数によって、脳疲労を引き起こすあなたのストレス度がわかります。

・ 体が重く感じる
・ 仕事や家事の効率が悪いと感じる
・ 小さなミスが増えた
・ 頭痛や腰痛、肩こりがある
・ 手汗やワキ汗をかきやすい
・ 小さい音でも気になる
・ 口や喉が渇きやすい
・ お腹をこわしやすい
・ 胃がもたれやすい
・ 喉がつまった感じがする
・ 寝つきが悪い
・ 食事が楽しくない
・ この1週間、心から笑ったことがない
・ 自分のためだけの時間がない
・ 休日に人と会ったり外出するがおっくう
・ テレビ、雑誌、スマホなどから常に情報収集している
・ 木や花など自然に触れる機会がほとんどない
・ 嫌なことがあると、そのことをずっと考えてしまう
・ イライラしやすくなった
・ 今の自分が幸せとは思えない

●当てはまった項目が0~4個…脳疲労ほぼなしの健康な脳

脳の疲れがなく、健康な状態。このままの生活を保つように努力しましょう。

●当てはまった項目が5~9個…脳疲労は少なめ

脳疲労はあるものの、問題なし。適度にストレスを発散しましょう。

●当てはまった項目が10~14個…脳疲労“注意”レベル

脳疲労がたまりがちになっています。下記に紹介する脳疲労を回復するコツを取り入れて、早めに疲れをとりましょう。

●当てはまった項目が15~20個…脳疲労“危険”レベル

かなり脳が疲れています。眠れない、うつ状態がある場合は専門医に相談を。

脳疲労を回復するコツ

脳疲労は、ストレスや情報過多がおもな原因です。情報を処理しているのは、脳の理性の部分。逆に、本能をつかさどる部分の脳は使われていません。そこで、普段使われていない本能を使う生活を取り入れるのが、脳疲労を軽減するコツ。
特に、五感を刺激するのが効果的です。例えば、自然の多いところに行き、風や草木の匂いを感じる。好きな香りのアロマをたく。大好きなものを満足するまで食べる。空や花を観察するなど。週に1度でよいので、好きなことをして五感をフル活動させ、自分で自分を癒やす時間を設けると脳疲労がたまりにくくなります。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと

この記事は2018年3月に執筆されたものです。