少量で体の機能をサポートしている「ホルモン」の分泌ワザを身につけて体もココロも快調に!

美容と健康に効果的な、ホルモン分泌テクニックをご紹介します。
美容に効果的なホルモンの分泌を増やす方法-ホルモンの種類

ホルモンは“自分でつくれる治療薬”

ホルモンとは、体内で作られ、ごく微量で働き体のさまざまな機能の調節を行う物質のこと。

人間の体の中にあるホルモンはなんと100種類以上。

体のあらゆる部位から分泌されて全身を駆け巡り、60兆個もの細胞を毎日正常に動かしています。

この分泌が減ると体のバランスが崩れ、さまざまな不調が引き起こされることになります。

成城松村クリニック院長の松村圭子先生によると、最近はホルモン分泌バランスが大きく乱れている女性が増えているのだそう。

ホルモンは加齢により減りますが、まだ分泌できる年齢なのに分泌量が減っている女性が多いとか。

不規則な生活やストレスがその原因と考えられています。

逆に言えば、ホルモンは生活習慣次第で増やすことも可能と考えられます。

この“ただでつくれる治療薬”を復活させ、健康な体を取り戻しましょう。

女性にとって欠かせない6つのホルモン

100種類以上あるホルモンの中でも、女性の体の不調と大きく関わっているホルモンは、大きく下記の6つに分類できます。

1、女性ホルモン

月経の周期に合わせて分泌される「エストロゲン」と「プロゲステロン」があります。

エストロゲンには肌や髪の毛をツヤツヤにしたり、骨や血管を丈夫にする作用が。

プロゲステロンには、妊娠に備えて体温を上げるなどの働きがあります。

2、成長ホルモン

皮膚や筋肉、臓器の細胞を作り変えたり、骨の強化、コラーゲンの生成など、若い体をキープします。

3、眠りホルモン

夜に分泌される「メラトニン」は、夜が来たことを全身に伝え、心地よい眠りに誘う作用が。疲労を取り、成長ホルモンの働きをサポートします。

4、ダイエットホルモン

すい臓から出る「インスリン」は血糖値を低下させる働きが。

また胃から出る「グレリン」は脂肪細胞から出る「レプチン」とともに脳の食欲中枢に作用。

空腹感や満腹感のサインを出して、食欲をコントロールし、痩せやすい体にします。

5、アンチエイジングホルモン

副腎から出る「コルチゾール」は、ストレスに対処し、体内の炎症を消して修復するホルモン。

「DHEA」は内臓脂肪を減らしたり、血管を強化。

一部は女性ホルモンの「エストロゲン」に変化し、閉経後も女性の体をサポートします。

6、幸せホルモン

脳内で分泌されて脳の中で作用する、心を守るためのホルモン。

脳を活性化させスッキリさせる働きがある「セロトニン」と、ストレスをとり安らぎや幸福感をもたらす「オキシトシン」が主な幸せホルモンです。

ホルモンを分泌させる生活習慣とは?

ホルモンは少量で体に作用する優れもの。

毎日の生活を少し変えるだけで、分泌しやすい体にすることができます。

まずは、全身の血流がよくなるとホルモンの分泌も活性化するので、適度な運動が不可欠。

中でもストレスをかけずにお尻や太ももなど大きな筋肉を効率よく刺激できるウォーキングがおすすめです。

また、ストレスで脳が疲れるとホルモンの分泌が低下するので、ストレスがたまる前に息抜きすることも大切です。

また、油はホルモンを分泌するためのエネルギーになるので、ホルモンの分泌を促すためには必須。

亜麻仁油やえごま油などのオメガ3系をとりましょう。

青魚から摂取するのも◯です。

成長ホルモン分泌のカギは 深い眠りに

美容に深い関わりがある成長ホルモンは、深く眠ることで分泌が促されます。

そのため、寝る1~2時間前にはぬるめのお湯につかりましょう。

お風呂から上って体温が下がると、深い眠気が起こります。

また寝る時は、音を遮断し、部屋を真っ暗に。

これで成長ホルモンの分泌しやすい熟睡できる環境が作れます。

できることから無理なく取り入れて、ホルモンの分泌しやすい生活習慣をつくりましょう。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと