この春お子さんが小学校に入学するパパママにとって、わが子が学校生活になじめるかどうかは、いま一番気になる点ではないでしょうか。

かく言う筆者も、数年前はそんな心配を抱えた親のひとりでした。

不安をできるだけ払拭するべく、小学校入学前に子どもと準備したことをご紹介します。

「小1プロブレム」とは?

小学校に入学したばかりの1年生が、集団行動ができなかったり、授業中に勝手に立ち歩いたり、先生の話や指示を聞けなかったりする「小1プロブレム」。

近年、教育現場で問題になっているそうで、極端な場合は学級崩壊につながることもあると聞きます。

わが子ははたして大丈夫なのか、大丈夫としても新しい環境にスムーズになじめるかどうか、親としては入学が楽しみな反面、「小学校」という未知の世界に心配も尽きませんでした。

心配点その1:小学校生活がイメージできない!?

わが家の娘はひとりっ子で上に兄姉がおらず、入学予定の小学校も徒歩数分の近所にあるものの普段あまり通らない方角のため、まさしく「未知の世界」。

休日などに開放されている小学校の校庭で遊んだり、校庭に面している教室の様子を不審がられない程度に覗いてみたりしたものの、やはり児童がいないと雰囲気がいまひとつ分かりません。

年長になると保育園経由で学校公開の情報が入るようになってきたので、運動会をはじめ年数回あった学校公開日には積極的に足を運びました。

運動会や学校公開日には学校側でも未就学児向けのイベントを企画してくれていて、それらに参加するうちに娘本人にも少しずつ「自分はこの学校に入学するんだ」「怖いところではなさそう」と自覚ができてきたようです。

特に、学校公開日に実施していた授業参観で、昨年まで同じ保育園にいたお兄さんお姉さんが引き締まった表情で勉強している様子を見たことは、小学校生活をリアルにイメージするきっかけになった模様。

親としても、校内や授業の様子をじっくり見られたことで、自分たちの小学校時代との違いなども含めてかなり理解が進んだように思います。

心配点その2:授業中、座っていられる?

小学校生活の様子が分かってきた一方で、新たに心配点として浮上したのが、「小1プロブレム」でも指摘されている「授業中、しっかり座っていられる?」という点。

落ち着いて絵を描いたり本を読んだりするよりも、体を動かすほうが好きなわが娘。自宅でも、机に向かう習慣づけはまったくしたことがありませんでした。

小学校の授業は1コマ40分、はたして大丈夫か……!?

この点は幸いなことに、通っていた保育園で就学準備として、一定時間座って作業をしたり、先生や友達の話を聞いたりする練習をしてくれました。

それでも入学後、本格的な授業が始まると、「ずっと座っているのが疲れる」とこぼすことも。

小1の1学期が終わる頃には慣れたようですが、もうすこし自宅でも練習しておけばよかったかな、と思っています。

小学校生活の導入には、春休みからの学童が効果的!?

保育園に通っていた娘は、入学式前の4月1日から小学校の校舎内にある学童保育に行き始めました。

同じ小学校に入学する保育園の同級生と一緒にひと足早く小学校へ通い、上級生たちと触れ合えたことは、緊張しやすい娘には小学校生活のいい慣らし運転になったよう。

春休みの間にすっかり慣れ、リラックスして入学式に臨むことができたのは思わぬ収穫でした。

入学式前の学童生活、小学校生活の導入としてなかなか効果的かもしれません。

(文・タダエツコ)