商品ラベルに「化学調味料不使用」や「無添加」と書いているものを選んでいるけど…実際にからだにはどうなの? そんな疑問にお答えします。

言葉のイメージに惑わされず原材料を確認して

食品のラベルに記載されている、化学調味料不使用や無添加という文字。できるだけヘルシーなものをと心がけるママさんにとっては、心惹かれる言葉です。こういった、からだによさそうな言葉が記載されている商品は、ほかの商品と比べても割高。せっかくほかよりも高いお金を払っているのだから、心から安心できる商品であってほしいもの。

しかし、現実はそうでもなさそう…。さらに、化学調味料不使用や無添加というラベル以外にも注意してほしいものが。そんな気をつけたい表記をまとめました。

注意してほしいからだによさそうな表記

○オーガニック・有機

オーガニックとは、有機と同じ意味の言葉です。農薬や化学肥料に頼らずに栽培された作物のこと。日本では有機JASマークがついた食品だけが、有機やオーガニックと表示できるようになっています。これらは種類により、植え付け前に1~3年以上、農薬や化学肥料を使用しない場所で栽培したもの、遺伝子組み換え技術で育成された品種の種・苗・作物や収穫物を使用しないことなどが条件となっています。ただ、オーガニックの商品であっても、他にさまざまな食品添加物がプラスされているものもあります。表面のラベルだけではなく、裏に記載されている原材料も確認しましょう。

○契約農家、特別栽培

これらの意味は、メーカーが契約している農家が栽培したもの、特別な栽培法でつくったものということで、法律による基準はありません。そのため、基準はメーカーごとに異なります。また、契約農家と記載されていても、ラベルをよくみると中国産ということも。「契約」「特別」などと記載されていると、無農薬や有機栽培を連想させますが、そうではありません。なんとなく、からだによさそうな言葉のイメージに惑わされず、契約や特別にどのような意味があるのか、チェックしてから購入を。

○無添加、化学調味料不使用

ソースやケチャップなどに多いこちらの表記。たしかに、無添加で化学調味料不使用かもしれませんが、ソースやケチャップを作るためには甘味が必要不可欠です。実は砂糖などの量が多く、決してからだにいいと言えそうにないものも。砂糖を摂取すると、血糖値を急上昇させたり、より甘いものが欲しくなるといったことが起こるので、無添加・化学調味料不使用でも、砂糖をたっぷり使った商品は避けたいところ。また、砂糖不使用の場合はどんな素材で甘みをつけているのかも確認して。人工甘味料には、発がん性などが指摘されているものもあります。

○アルミ不使用

一般的なベーキングパウダーには、アルミが含まれています。東京都健康安全研究センターの発表によると、いくつかの菓子や小麦粉製品から、体重16kgの幼児の暫定耐容摂取量に相当する商品があったと報告されています。すぐに健康被害が出るわけではありませんが、できるだけ避けたいもの。ナチュラル系のストアで目にするベーキングパウダーには、アルミ不使用の記載があります。しかし、ベーキングパウダーは多くの食品添加物が。アルミ不使用だからといって、安心はできません。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと

この記事は2019年3月に執筆されたものです。