遺伝が子どもの身長に影響するとわかっていても、できる限りのことはしてあげたいもの。

そこで、親が子どもの身長を伸ばすためにできることをまとめてご紹介します。

栄養・運動・睡眠の3つが大きく影響

親の身長が高ければ、子どもも高く。逆に、低ければ子どもも低くと考えられているのが一般的。

子どもの身長に親の遺伝が影響するのはわかっていますが、これだけで決まるものではありません。

子どもの頃の生活環境によっても左右されます。子どもの身長を伸ばすためには、生活習慣を整えることが効果的。

これは健康的な生活でもあるため、丈夫な体を作ることにもつながります。よく食べ、よく遊び、よく寝るのが、子どもの身長を伸ばす生活習慣の基本です。

子どもの背を伸ばすためにできること

○骨の基礎になる「タンパク質」をとる

身長を伸ばすにはカルシウムをイメージする人も多いのですが、実は骨の基本的な材料となるのはタンパク質です。

カルシウムは、タンパク質からできた“骨の骨組み”にくっつき、骨を形成していく成分。つまり、基本となるタンパク質が不足していると、身長は伸びません。

子どもの頃は、好き嫌いが多かったり、1度にたくさんの量を食べることができない場合もあります。そのため、朝昼晩の3食はキチンと食べることを習慣にすることが重要に。

卵や納豆、魚など、高タンパク低脂質の食品を朝からしっかり食べましょう。また、体の成長を促す「成長ホルモン」の分泌を促す亜鉛も必要です。

亜鉛が豊富なナッツ類、牡蠣、レバーなども積極的にとるのがおすすめです。

○運動で骨の成長を促す

外で体を使ってしっかり遊ぶことが、子どもの身長を伸ばすことにつながります。

野球やサッカー、水泳などのスポーツでなく、縄跳び、鬼ごっこ、滑り台など、基本的な子どもの遊びでも十分。

全身を使った運動をすることで血流がよくなり、骨にもしっかり栄養が届き、成長が促されます。

また日中の運動は、夜に眠っている時に分泌される、成長ホルモンの量も増やす効果が。毎日1時間は外で遊ばせましょう。

○睡眠で「成長ホルモン」を出す

身長を伸ばすには、軟骨細胞の増殖を促すことが必要です。その作用に働きかけるのが、脳下垂体から分泌される成長ホルモン。

この物質が一番多く分泌されるのが、夜の睡眠時です。小学生になる前までは、10時間以上の睡眠時間をとること。

また成長ホルモンは、お腹が満腹の状態で眠ったり、明るい光の中で寝ると分泌量が減少します。

食事は、入眠時間の2時間前までに済ませ、部屋は暗くして眠らせましょう。

執筆/監修:株式会社からだにいいこと