子どもが小さいうちは、忙しい家事タイムに子ども向け番組を静かに見てもらえると助かりますよね。ですが録画した番組を四六時中見るようになったり、テレビ優先で日常生活がおろそかになったりするようでは問題かも。上手な付き合い方ってあるのでしょうか?

テレビが大好きすぎる次男に悩む

長男に関してはテレビもゲームも周囲の同級生より遅いくらいのタイミングで適齢のものを与えていた自覚がありますが、4歳差で生まれた次男は、すべて長男と一緒に視聴したり、プレイしたりするので、なんでも早め。ワンオペかつ2人目で育児へのこだわりがゆるんだのも、今思えばあまり良くなかったですね。

小4の現在では、放っておくと録画したお気に入りの番組や映画を際限なく見るほどテレビが大好き。ゲームや動画(YouTube)に関しては「平日30分、休日1時間」と時間を決めているのですが、家族で共有しているテレビについてはきちんとルールを決めていないのもいけないのかも。

ただ、ゲームや動画に関しても時間を決めているのは良し悪しで、我が家で制限があるため、お友達の家にお邪魔した際にここぞとばかりに遊びまくって印象を悪くするというデメリットが……。これでテレビまで制限したら、親の目を盗んでどんな抜け穴を探してくるのか、と心配になります。

テレビの何がいけないのか?を考える

子どもをテレビから遠ざけるには「テレビを見せない」「家にテレビを置かない」という方法もあり、実際に教育方針としてそうされているご家庭もあると思います。ですが現時点で家にテレビがある以上、それは極論。もう少し上手に共存できる方法がないか探すほうが得策な気がします。

ネット上で「子どもとテレビ」に関する研究や考察、意見、体験談などを読みあさってみたところ、どうやらポイントは「自制心」のようです。

長時間ひたすら受動的に映像を見ることで思考停止状態となり、活動が抑制されるのが「テレビは脳へ悪影響を及ぼす」といわれる理由のひとつ。また次男の様子を見ていると、その世界に引き込まれるため過集中のような状態になり、自分でオン/オフの区切りを付けられていないのが難点です。

クイズに答える・Dボタンで番組に参加するなど能動的に視聴したり、家族と会話しながら楽しんだりする分には問題ないようなので、やはり「自制心」を育てることに注力したほうが良さそうです。

今から自制心を育むには?

幼少期でしたら、有無をいわさず強制的に遠ざけることができたかもしれませんが、10歳にもなると本人がきちんと納得する理由、やり方でないと真の自制心は育たないでしょう。我慢を無理強いするだけだと、単なるストレスです。

ですから学校や習い事以外に、自分が自由に使える時間・宿題などやらなければいけないことを理解し、自分で時間配分をする習慣をつけることが大事と思い、毎日考える時間を設けるようにしてみました。

楽しいメディアタイムを先にするのか、後にするのかは本人に任せていますが、とにかくリミット(寝る時間)までにその日のTo Do が完了していればOK。自分で決めた時間配分なので、以前より「決めたことを守って行動しよう」と努めている様子は見受けられます。

成長と共に見守って

今回はテレビ大好きっ子の次男を題材に話を進めましたが、現在中2の長男は成長と共にテレビは見なくなりました。そのかわり今はもっぱらネットです。まだ中学生なので使用時間や利用方法については決めごとを設けていますが、やはりここでも意識したいのは、自制心。デジタルネイティブ世代の彼らですが、本人が自分の時間を自分で組み立てて、人生をしっかり築いていけるように、親として導いていければと思っています。

(文・四ツ倉恭子)

この記事は2019年2月に執筆されたものです。