袋ラーメン、おいしいですよね。カップヌードルはお湯を入れるだけですが、袋ラーメンはひと手間かけた感じがして、自己満足度もアップ! さらに冷蔵庫にあるものをプラスするだけで、インスタント感も無くなり、味の変化も楽しめます。私のお気に入りのアレンジをご紹介しましょう。

素ラーメンでも十分おいしいけど……?

私が子供の頃は、「サッポロ一番」か「出前一丁」が定番。我が家は、父親が「サッポロ一番」の醤油味が好きだったので、たいてい家にありました。私は、ざく切りのキャベツを茹でて、そのあと麺を入れスープを加えるキャベツラーメンが大好き。ただ、麺を茹でる前にキャベツを入れるだけなので、手間もかかりません。

キャベツがないときは、“素”ラーメンで十分おいしいので、具材を入れることなどほとんどありませんでした。ところが、ある日長男が自分でラーメンを作るときに、「何を入れようかな、まずは茹で卵を作ろう」といそいそと準備をしているのを見てびっくり。たかがラーメン、されどラーメン。袋ラーメンを少しでもおいしく食べようと何やら工夫しているのを見て、少しだけ申し訳ない気持ちになりました。

インスタントラーメンの良さは手軽なところだと思います。ネットでは、ラーメンをカルボナーラにするなど、もはやラーメンではない別の料理を作って楽しんでいるレシピも公開されていますが、私はラーメンはラーメンとしておいしく食べたい派。袋ラーメンがよりおいしくなるアレンジレシピを3つご紹介します。

炒め野菜をトッピング


鍋をした翌日などは、カットした野菜が少しずつ残ります。残り野菜があれば、迷わず野菜炒めを作ってください。塩味の袋ラーメンなら、シンプルに塩コショウで味付けした野菜炒めがおススメ。醤油味や味噌味のときは、だし醤油で味付けして餡かけにしてもおいしいですね。切落しの豚肉や焼き豚などがあればなお良し!肉が入るとただのインスタントラーメンがかなり豪華になります。

ラーメンをお昼ごはんなどにする場合、野菜不足が気になる人もいると思いますが、野菜炒めをのっけたら問題ありませんね。まあ、そもそも栄養バランスを考える人は、ラーメンを食べないのかもしれませんが……。

肉味噌やそぼろも旨い


作り置きおかずに肉味噌があったり、お弁当のおかずでそぼろを作ったりしたときは、スプーンに1~2杯残しておきましょう。写真は、次男のお弁当用に作った鶏そぼろです。濃いめの味付けなので、味噌味や醤油味の袋ラーメンによく合います。

流行りのサバ缶


2018年の「今年の一皿」にも選ばれた鯖。サバ缶を使ったさまざまな料理レシピが雑誌で紹介されるなど、その人気はとどまるところを知りません。うちの夫は長野県の北信地方の出身なのですが、根曲がりと呼ばれる竹の子とサバ缶を入れた「たけのこ汁」が大好き。地元のスーパーでは根曲がりが出回る時期になると、サバ缶が大量に並ぶほどポピュラーな料理です。

最初は「味噌汁にサバ缶?」と驚いたのですが、サバ缶を入れると味噌汁にコクが出るようで、相性抜群!袋ラーメンの味噌味のときは水煮のサバ缶をプラスしてみてください。ちょっとくせになると思います。

手間がかからないひと手間がポイント

手間がかかりすぎたら、袋ラーメンの良さは半減してしまいます。これらは、ひと手間でおいしくなるアレンジばかり。本当に簡単なことばかりなので、だまされたと思ってぜひやってみてくださいね。

(文・上野典子)

この記事は2019年2月に執筆されたものです。