お湯に頭を浸す「頭浸浴(とうしんよく)」。

よく眠れるようになると評判の方法をご紹介します。

浮力の力で脳まで癒してスーッと眠れる入浴法

熟睡したいのに眠れない。

そんな悩みに効くのが、湯治場として有名な秋田の新玉川温泉で行われている「頭浸浴(とうしんよく)」。

温泉に頭を浸す入浴法で、ぐっすり眠れると評判です。

この「頭浸浴」を、家庭でできるように教えてくれるのが温泉入浴指導員の石川泰弘さん。

人は、体温が下がるときに眠りに入ります。

眠る1時間半前の「頭浸浴」で一度体温を上げると、寝床に入ったときちょうどいいタイミングで体温が下がるので、入眠がスムーズに。

また頭皮には毛細血管が張り巡らされているので、効果的に冷えた体を温めてくれるそう。

さらに、水の浮力は関節への負担を減らし、固まった筋肉をゆるませます。

これが脳に深いリラックス感を与えるのです。

全身を浮力に預け、重い頭を解放する感覚は、極上の癒しタイムに!

首の太い血管や耳のリンパ、背中の筋肉も温めて血流をよくするので、肩・首の疲れもスッキリしますよ。

ひたひた「頭浸浴」のやり方

●温度は38〜40度のぬるめのお湯

お湯の温度は38〜40度のぬるめに設定を。

ぬるめの湯は、副交感神経を優位にして、入眠しやすくなります。

●首・耳・頭まで浸かり、体を起こしながら10分

背泳ぎのように頭を後ろに倒し、首と耳、頭をお湯につけてリラックス。

体を起こしたり倒したりして、最大10分を目安に行って。

脚はラクなポジションに。

家庭用のお風呂では脚をコンパクトにたたみ、ひじをお風呂の底につけるように体を倒すとラクです。

●眼精疲労には“HOT手当て”を

目の疲れは睡眠の妨げに。

頭を浸しながら、お風呂で温まった手を目の上にのせる“HOT手当て”でショボショボの目がスッキリ。タオルでもOK。

●入浴は布団に入る1時間30分前に

布団に入る1時間30分前に「頭浸浴」を。

いったん体温を上げ、眠る頃までにスムーズに体温を下げると、朝まで質の高い睡眠がとれて、体が復活します!

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと