肌の老化トラブルに、ハイスペックなコスメや特別なケアは不要!? その理由とおすすめケアを紹介。

アラフォーからは「与える」ケアをやめるべき

シミやシワといった老化トラブルには、高いコスメや特別なケアが必要と思われがち。

でも「繊細な日本人の肌には、マイナスでしかありません」と言うのは、皮膚科医の渡辺奈津先生です。

そもそも肌は、体の中のものを出すための“排泄器官”です。

汗や皮脂と共に、老廃物を体の外へ出すのがメインの役割。

その働きは肌全体の役割の8割を占め、栄養を吸収する力は1割未満とわずか。

この排泄するという働きが衰えることで、肌に老廃物が蓄積され老化やトラブルを招くのです。

いわば、肌の老化は“肌の便秘”が原因。

それに加え、デリケートな日本人の肌には“刺激”も大敵です。

その両方を解消するには、肌のケアをシンプルに徹して“与える”より“出す”こと。

肌が衰えてくるアラフォーからは、ケアをやめることこそが美肌の秘訣です。

潔い“美容断ち”で老化を防ぎ、美しさに磨きをかけて!

5つの“美容断ち”のコツ

1)顔は垢を残して洗う

垢の正体はほぼ角質。

角質には肌を守る働きがあるため、洗顔は軽く流して垢を残す程度で十分!

朝はぬるま湯で洗い、メイクした日の夜は固形石鹸で泡を転がすようにやさしく洗って。

ノーメイクなら、ぬるま湯で流すだけでOK。

2)顔後すぐに保湿しない

洗顔後15〜20分は保湿せず、肌が自然とうるおうのを待ちます。

その後、化粧水はつけずに乾燥する部分にだけクリームを塗って。これを続けると肌本来の機能が戻り、うるおう力が高まります。

メイクするときは洗顔後、肌に合う乳液かクリームを全体に塗り、ファンデをつけて。

3)高いコスメを使わない

スキンケアコスメを選ぶポイントは、配合成分が1種類のシンプルかつリーズナブルなもの。

高価な複数成分配合タイプは、成分の数だけトラブルを招く危険性が高まります。

リッチな美容液も、刺激が強く肌荒れの原因に。

4)シミ・シワ改善にはまず内臓ケア

シミは全身の代謝が落ち、血液の巡りが悪くなっているサイン。

適度な運動や体を温める食事を心がけ、体内からケアすることが大事。

シワが気になる場合も、まずは体調を整えて。

体が整うと、肌の弾力が回復しやすくなります。

5)週イチはメイクもスキンケアもしない

週に1回は、メイクもスキンケアもしない日を作り、肌に休息を与えましょう。

蓄積された疲れがリセットされて肌本来の力が戻り、老化の速度をゆるめます。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと