食材の買い出しに行ったら、とりあえず全部冷蔵庫に入れていませんか? 野菜や果物によっては味が落ちる場合も。その対処法をまとめました。

スーパーの売り場を思い出して!

野菜や果物を冷やして新鮮に保ってくれる冷蔵庫。とりあえず入れておけば安心と、買ってきた食材をすべて冷蔵庫にしまっている人は要注意。鮮度を保って味をキープのはずが、逆に味を落とす場合もあるんです。実は冷蔵庫に入れてなくてよい食材がこちらです。

<冷蔵庫に入れるとおいしくない野菜・果物>
●夏野菜:トマト、きゅうり、ナス、ピーマンなど
●根菜類:じゃがいも、玉ねぎ、里いも、さつまいもなど
●果物:バナナ、アボカド、レモン、ライム、オレンジ、グレープフルーツ、桃、マンゴーなど

スーパーの売り場を見てると、これらの商品は冷やされて販売されていません。もし、冷蔵庫に入れた方がよいか迷ったら、スーパーでの様子を思い出すとわかりやすかも。

南国の果物は常温で保存を

また、根菜類は、基本的に冷蔵庫に入れない方がよいですが、明るい所に置いておくと、芽が出てしまいます。箱に入れて黒いビニール袋や新聞紙をかぶせ、風通し用の穴を開けて保管しておくのがおすすめです。

果物類は、ラインナップを見てわかる通り、南国で取れる果物は、常温での保存が向いています。暖かい地域で育った果物は、低温に弱いためです。
バナナやアボカドがよい例ですが、常温に置いておくと追熟してどんどん甘く、やわらかくなってきます。ちょうど食べ頃になり、これ以上追熟させたくない場合は、あえて冷蔵庫に入れて追熟をストップさせるという方法も。でも、完全にストップはしないので、食べ頃になったら早めに食べ切るのがベストです。

使用済み野菜は必ず冷蔵庫に入れて

ただし、これらの野菜にも例外があります。注意したいのは、使用済みの残った野菜。一部を使って残りを保存する場合は、切り口が空気にふれないようにラップで包み、冷蔵庫で保管しましょう。エチレンガスが発生して品質の劣化が進むためです。

冷蔵庫に入れても、保存期間はそれほど長く持たないので、できるだけ早く使い切るようにしましょう。残り野菜だけまとめておくと、食材を冷蔵庫内で見失うことがなく、ダメにしてしまうリスクが減ります。

夏場のキッチンは要注意

また、常温保存といっても、夏場は注意を。キッチンはもともと湿気がたまりやすく、室温も高くなりやすい場所。さらに夏場となれば、室温も上昇。室内に置いて置いた食材も腐りやすくなります。

キッチンの環境にもよりますが、あまりに室温が高くなる場合は、上記で紹介した野菜や果物も冷蔵庫に入れた方がよい場合もあります。食材が痛みやすくなる夏場は、冷蔵庫のストックを減らして、食べ切れる分だけそのつど購入すると、食材の無駄が少なくなります。自分の生活スタイルにあわせて調整しましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと