体が力むと、全身の流れが悪くなり疲労やむくみが出やすい体に。力まない方法を呼吸整体師が提案。

毎日のまちがった息づかいがリンパの流れを止めている!

ダイエットしてもヤセられない、毎日疲れがとれない、肩コリや腰痛が続く……、それはふだんの呼吸と力みが原因かもしれません! というのは、呼吸整体師の森田愛子さん。

体が力むと呼吸が浅くなり、呼吸が浅くなると体が力む。体と呼吸は常にリンクしています。

呼吸が浅くなると、酸欠状態になり全身の循環力が低下。また、体が力んで筋肉が緊張すると、関節の動きも悪い状態に。

全身の動きがにぶくなって、さらに筋肉の質が低下します。多忙な日々を送る人は、この状態がずっと続いているのです。

その結果、リンパの循環や筋肉の動きが悪いのが常態化して、内臓の働きも弱くなり、体がどんどん不健康に。

こうした力みを解消するには、まず息をきちんと吸って、きちんと吐くこと。

呼吸を整えることで体の力が自然と抜けます。すると体の循環が良くなり、リンパもサラサラと流れるように。

ヤセやすくなり、体のあらゆる不調も魔法のように解消します。

リンパが流れる“力み”の取り方

1)朝は横になってから起き上がる
布団から「ヨイショ!」と勢いをつけて起き上がる。この朝一番の動きが、筋肉と呼吸を止めます。

力まずに起き上がる習慣を身につけて。

やり方は、仰向けに寝た状態でひざを立て、ベッドから降りる側の耳を反対の手でつかみます。

その耳を下にし、ゴロンと体を横向きに。

次に、足を床に降ろして立って。

2)お尻を後ろに引いて腰をおとす
頭や腰をグイッと曲げて体を圧迫する姿勢や、お尻に衝撃を与えてドスンと座る動き。

これは体を力ませ、呼吸の通り道をふさぎます。

座るときは、股関節を手で支え、ひざをゆるませてから、お尻を後ろへスライドさせるように、自然と腰を落として。

3)「人差し指」の力を抜く
手先は力みの発生源。

特に、人差し指は5本の指の中でも「力の指」と呼ばれる最も力みやすい指。

物を持つときは、人差し指の力を抜き、親指と中指で持って。人差し指はなるべく使わず、添える程度に。

4)片足を斜め前に出しひざをゆるめる
動く乗り物では、揺れに耐えるため、立っているだけで全身に力が入ります。

また至近距離で他人に囲まれる満員電車は、体が緊張で身構えさらに力むことに。

両足のつま先を45度くらいずつ外側に開き、片足を外側に向かって一歩斜め前に出しましょう。

ひざやお尻も力を抜いてラクにすると力みません。

力まない動きで、巡りのいいスリムなボディになりましょう。

執筆:月刊『からだにいいこと』編集 -株式会社からだにいいこと